
近畿日本鉄道は10月10日、レストラン列車「Les Saveurs 志摩(レ・サヴール・しま)」の有料試乗会を近鉄名古屋駅―津駅間で実施しました。列車では小菓子とドリンクが提供され、車両開発担当者による説明も行われました。営業運転は11月1日に始まり、近鉄名古屋駅と賢島駅を結びます。
名古屋―津間で4本を運転
試乗会では、近鉄名古屋駅から津駅へ向かう列車と、津駅から近鉄名古屋駅へ向かう列車をそれぞれ2本運転しました。臨時貸切列車は計4本で、参加者は営業運転に先立って車両に乗車しました。
近鉄の募集では、名古屋発の2コースと津発の2コースが設定されていました。名古屋発は9時36分発・10時31分着と、13時36分発・15時07分着。津発は11時08分発・12時09分着と、15時51分発・17時23分着でした。
試乗会では料理の提供はなく、小菓子とドリンク1杯が用意されました。参加者には試乗会限定の記念品が配られ、車両開発担当者が車両について説明しました。
11月から名古屋―賢島間で営業
「Les Saveurs 志摩」は2026年11月1日に運行を開始します。近鉄名古屋駅と賢島駅の間を1日1往復し、週6日運転する計画で、季節によって週7日運転する場合があります。
列車は「フレンチコース」と「フレンチ膳」の2種類を提供します。フレンチコースは志摩観光ホテルの樋口宏江総料理長が監修し、フレンチ膳は近鉄・都ホテルズが監修します。
営業運転では料理と列車を組み合わせた旅行商品として販売され、座席だけの利用はできません。近鉄の予約案内では、フレンチコースは平日33,000円・土休日36,000円、フレンチ膳は平日19,000円・土休日21,000円です。
料理に合わせて分かれる車内構成
列車は特急車両の12400系を改造した4両編成で、座席は全50席、全席指定です。4号車はフレンチコース、1・2号車はフレンチ膳を提供する車両として構成されています。
フレンチコースの4号車には4人席が2卓、2人席が4卓あり、計16席です。1・2号車のフレンチ膳席は計34席で、2人席が15卓、1人席が4席です。
車内サービスは近鉄リテーリングが担当します。1号車には車いすスペース3台分が設けられ、両端部には大型荷物置場を備える計画です。
試乗会から営業運転へ
8月の募集時点で、試乗会の定員は50人、最少催行人員は25人と案内されていました。旅行代金は大人15,000円、子ども13,800円で、往復運賃、小菓子、ドリンク1杯、参加記念品などが含まれていました。











