Blue Origin、ニューグレンに第3段GS3を追加 2028年の月近傍ミッションを受注

Blue Originは大型ロケット「ニューグレン」に第3段「GS3」を追加し、静止軌道への衛星投入や月・深宇宙ミッションに対応する計画を発表しました。GS3を使う政府顧客向け月近傍ミッションは契約済みで、2028年の打ち上げを目指します。同社は新型ブースターエンジン「Northstar」の開発も発表しました。
好奇心が、日常をおもしろくする

Blue Originは大型ロケット「ニューグレン」に第3段「GS3」を追加し、静止軌道への衛星投入や月・深宇宙ミッションに対応する計画を発表しました。GS3を使う政府顧客向け月近傍ミッションは契約済みで、2028年の打ち上げを目指します。同社は新型ブースターエンジン「Northstar」の開発も発表しました。

1957年11月3日、ソ連は犬のライカを乗せたスプートニク2号を打ち上げました。ライカは地球周回軌道に到達した最初の動物となりました。 その一方、機体には地球へ戻す仕組みがなく、飛行は片道でした。

Rocket Labは2026年11月3日午前5時30分(ニュージーランド時間)以降に、小型ロケット「Electron」を打ち上げる予定です。日本のiQPSが開発する地球観測衛星「QPS-SAR」1機を搭載し、軌道投入を目指します。 打ち上げはRocket Labにとって通算99回目、Electronでは90回目となる見込みです。

米空軍研究所(AFRL)は、SpaceXの再突入カプセル「Starfall」を使い、ロケットで運んだ貨物ポッドを太平洋上で回収しました。試験では、打ち上げから再突入までの環境を計測し、ロケットによる地点間輸送の実現性を調べています。

ULAの大型ロケット「バルカン」は、固体ロケットブースターのノズル異常による約9カ月の運休を経て、11月13日に飛行を再開する予定です。復帰初便ではAmazon Leoの衛星40基を運び、6基の固体ロケットブースターを備える構成で初めて飛行します。

NASAのArtemis III(アルテミスIII)は、月面着陸ではなく地球低軌道で、Orion宇宙船とBlue Origin、SpaceXが開発する月着陸船の試験機との運用を確かめる計画です。2027年に4人の宇宙飛行士が参加し、3機の宇宙機を別々のロケットで打ち上げて、ドッキングや機器の連携を試します。 この飛行で得る運用経験は、2028年以降の月面着陸に向けた準備の一部となります。

米陸軍は、送電網が停止しても重要設備を稼働させられるよう、米国内の基地へマイクロリアクター(輸送可能な小型原子炉)を導入する計画です。マイクロリアクターは月面や深宇宙の電源としても開発されていますが、実用化には出力や安全性の実証が必要です。

NASAは2027年夏、4人の宇宙飛行士を地球周回軌道へ送り、民間企業2社の月着陸船とOrion宇宙船の接続を試すアルテミスIIIを計画しています。月面には向かわず、有人月面着陸は2028年に予定されているアルテミスIVで目指します。

SpaceXは来月を目標とするStarshipの次回試験飛行で、宇宙船Starshipと第1段ブースターSuper Heavyの両方を発射塔で回収する計画です。実現すれば、軌道打ち上げ機の全段を回収する初の事例になるとイーロン・マスクCEOは述べました。マスク氏は成功を保証しておらず、次回に失敗した場合も年内に試験飛行を続ける見通しを示しています。
SpaceXは10月20日、Falcon 9ロケットによる相乗りミッション「Bandwagon-5」で、回収カプセル「Starfall」を打ち上げました。Starfallの打ち上げは今回が2度目です。ミッションではStarfallを含む32基のペイロードが運ばれました。

Satlytは衛星上でAIモデルを実行し、複数の衛星にまたがる計算基盤を構築するソフトウェアを開発しています。米カリフォルニア州サニーベールとナイロビに拠点を置く同社は、シードラウンドで800万ドルを調達しました。

Varda Space Industriesは10月1日、SpaceXの相乗りミッションで宇宙船「W-8」と「W-9」を同時に打ち上げました。同社が同じロケットで2機を打ち上げたのは初めてです。軌道上で製造や試験を行った物を地球へ戻す事業を、複数機で運用します。2027年にはさらに7回のミッションを計画しています。

NASAは、国際宇宙ステーション(ISS)から帰還する貨物船に12個の小型カプセルを載せ、再突入時の熱防護材を試験しています。実験「KREPE-3」では、貨物船が大気圏で分解する過程を利用し、複数の材料や形状について飛行データを集めます。月や火星などのミッションに向け、熱シールドの設計を検証する取り組みです。

アポロ7号は1968年10月11日、ウォーリー・シラー、ドン・アイゼル、ウォルター・カニンガムの3人を乗せて打ち上げられました。アポロ計画で乗組員が宇宙へ向かった初の飛行であり、アポロ1号の火災後に有人飛行を再開する節目となりました。

NASAは2026年10月、国際宇宙ステーション(ISS)の後継となる民間宇宙ステーションの提案募集を始めました。企業からの提案は12月8日まで受け付け、2027年春に契約先を選ぶ予定です。NASAは低軌道での有人活動を続けるため、初期段階で2社以上を選定します。

Blue Originは、月面での電力供給を想定した高さ20メートルの太陽光発電設備「Power Tower」を公開しました。着陸後に垂直に展開し、10キロワットを超える発電を目指す設計です。NASAが想定する居住設備や資源採掘では、これを上回る電力が必要になる場合もあります。Power Towerは月面電力網を構成する一要素です。