
2027年1月23日に国内発売、価格は418万円
カワサキモータースジャパンは、新型「Ninja H2 CARBON」を2027年1月23日に発売します。価格は418万円で、全国のカワサキプラザ96店舗で取り扱います。国内仕様の年間生産台数は300台程度を予定しています。
価格にはカワサキケアとETC2.0が含まれます。ボディカラーはミラーコートスパークブラックで、ハイリーデュラブルペイントを採用します。
新型は、排気量998cm³のスーパーチャージド並列4気筒エンジンを搭載する大型二輪車です。スーパーチャージャーは、自然吸気エンジンより多くの空気をシリンダーに供給する過給機です。
低中回転域のトルクを高めるエンジン改良
新型は高回転域の加速感を保ちながら、実用域にあたる4,000〜7,000rpmでのトルク向上を狙ってエンジンを改良しました。ピストン形状などを見直して圧縮比を高め、スーパーチャージャーのインペラブレード入口角を調整しています。
吸気温度を下げてノッキングを抑えるとともに、アルミ製インテークチャンバーの形状やファンネル長、スロットルバルブの径も変更しました。吸排気ポートとカムフィールも見直し、低中回転域の性能と燃費性能の両立を図っています。
スーパーチャージャーはエンジンの動力でインペラを回し、圧縮した空気をシリンダーへ送ります。ニンジャH2系では、クランクシャフトの動力をギヤやチェーン、遊星ギヤを介してインペラへ伝えます。インペラは高速で回転し、空気を圧送します。
変速機と排気系も刷新
二次減速比は従来の2.444(44/18)から2.588(44/17)へ変更されました。新設計の軽量4-into-1エキゾーストシステムと組み合わせ、スロットル操作に対する加速レスポンスを高めています。
変速機にはドッグリング式を採用しています。一般的な二輪車の変速機のようにギヤの位置を移動させるのではなく、かみ合わせリングを動かして変速する方式です。シフト操作に必要な力を抑え、素早い変速につなげます。
新型のフロントブレーキには、カワサキ車で初採用となるブレンボ製Hypureキャリパーを装備します。フロントにはKYB製AOS-IIレーシングサスペンション、リアにはオーリンズ製TTX36サスペンションを採用しました。
電子制御とコクピットの変更点
発進時の加速を支援するKLCMは2段階制御に更新されました。クラッチ操作なしでシフトできるKQSは作動開始回転数を1,500rpmに引き下げ、トラクションコントロールのKTRCは5つのモードから選べます。
KTRCとパワーモードを連携させるインテグレーテッドライディングモードも備えます。スポーツ、ロード、レインの各設定に加え、ライダーが手動で設定するモードを選択できます。エレクトロニッククルーズコントロールも新たに搭載しました。
メーターは2種類の表示モードを選べます。タイプ1はエアダクトをモチーフにした表示、タイプ2はブースト圧と車体のバンク角・ピッチ角を示す表示です。スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」と連携し、音声コマンドやナビゲーションにも対応します。
外装と車体の装備
外装には、反射粒子の大きさと量を変更したカワサキ独自の銀鏡塗装を採用します。ホイールには、カワサキ初となる水転写プリントを施しました。
Ninja H2 CARBONはカーボンファイバー製アッパーカウルを装備します。車体にはトレリスフレームを採用し、高速走行時の安定性と軽快なハンドリングを両立する設計です。
一人乗り専用のシートには、加速時にライダーの腰回りを支える位置調整可能なヒップサポートパッドを備えます。純正アクセサリーには、よりアップライトな姿勢にできる高めのハンドルバーも用意されます。










