
Zepp Healthは、前面と背面の両方で太陽光を受けるスマートウォッチ「Amazfit T-Rex Dual Solar」を10月29日に発売します。価格は10万9,800円で、背面ソーラー充電と省電力モードを組み合わせた場合の公称駆動時間は最大180日間です。

前面と背面で太陽光を受ける充電方式
装着中はディスプレイ側の前面で光を受け、腕から外して休憩する際などは、ガラスセラミック製の背面を光に向けて充電できます。背面の受光面積は前面の約2倍です。
バッテリー容量は660mAhで、メーカーの通常使用条件では最大25日間駆動します。ソーラー充電を併用した場合の公称値は、前面で最大34日間、背面で最大51日間です。
最大180日間という値は、背面ソーラー充電に「Outdoor Extreme Mode」を組み合わせたメーカー試験の結果です。試験条件には、背面に50,000ルクスの光を1日3時間照射することや、GPS測位を1時間に1回とすることが含まれます。ソーラー充電はケーブル充電の代替ではなく、通常使用や高精度GPSの連続測位で180日間使えるという値ではありません。
Garminのソーラー機とは受光方法と駆動条件が異なる
Garmin Instinct 2X Solarは、レンズに組み込まれたPower Glassで充電します。Garminはスマートウォッチモードでの無制限駆動を掲げていますが、その条件は終日装着し、50,000ルクスの屋外光に毎日3時間さらすことです。
Garminの公称値は、ソーラー充電なしのスマートウォッチモードで最大40日間、Expedition GPSモードで最大60日間、バッテリーセーバー・ウォッチモードで最大100日間です。T-Rex Dual Solarの通常使用は最大25日間で、背面ソーラーと省電力モードの併用時は最大180日間とされています。両機種はモードや光の条件が異なります。
衛星測位とオフラインでのルート確認
T-Rex Dual Solarはデュアルバンドの6衛星測位に対応し、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS、NavICを利用します。オフラインマップとターンバイターン方式のナビゲーションを備え、地図やルートは通信環境のある場所で事前に取り込めます。
デュアルバンドGNSSは、L1とL5のような異なる周波数帯の衛星信号を使う測位方式です。建物や樹木で信号が反射・回折するマルチパスは、位置誤差につながります。L5信号はマルチパスの影響を受けにくく、受信機のアルゴリズムがその環境でL5信号をより多く使うことで、測位精度の改善に役立ちます。
本機には円偏波GPSアンテナも搭載され、標高プロファイルで上り下りを確認できるナビゲーション勾配曲線を利用できます。YAMAPで作成した登山ルートはGPXファイルとしてZeppアプリ経由で取り込めます。YAMAPの登山計画からファイルをダウンロードするにはプレミアム契約が必要です。
登山向け機能と発売日
位置情報や標高、移動距離、心拍数などを共有する「LiveShare」を備えます。共有相手はブラウザーで情報を確認でき、専用アプリやアカウントは不要です。一方、リアルタイム共有にはウォッチとスマートフォンの接続、スマートフォンと閲覧側のインターネット通信環境が必要です。
ディスプレイは1.32インチのAMOLEDで、最大輝度は3,000ニトです。風防にサファイアガラス、ベゼルとボタンにグレード5チタン合金を採用し、10気圧防水と水深50メートルまでのレクリエーショナル・スキューバダイビングに対応します。白色と赤色のフラッシュライトも内蔵します。
予約は10月16日に始まり、発売日は10月29日です。カラーはバサルトブラックで、メーカー希望小売価格は10万9,800円です。











