
12インチの新型タブレットを499.99ドルから展開
Amazonは、Fireシリーズに代わる新しい「Alexa Tablet」シリーズを発表しました。最上位モデルのAlexa Tablet 12 Proは12インチ画面を備え、標準モデルが499.99ドル、反射を抑えるナノマット画面のモデルが549.99ドルです。Google Playストアに対応し、Alexa+をOSの各所から使えます。

12 Proは厚さ6.5ミリのアルミ製ユニボディで、画面は280ppi、最大120Hzのリフレッシュレート、3:2の縦横比を備えます。Amazonによると、4ナノメートルの8コアチップを採用し、メモリーは最大16GBです。動画再生時間は最大16時間です。
標準モデルはメモリー8GB、ストレージ128GBで、ナノマットモデルは最大16GBのメモリーを搭載します。
ナノマット画面は反射を抑える一方、見え方にも影響
AmazonはCorningと共同で、ガラスに画素のサブピクセル単位の加工を施し、光の反射を抑えるナノマット画面を開発しました。Engadgetの実機比較では、通常画面は照明の映り込みが目立つ角度で、ナノマット画面は反射が少なく見えました。一方、直射日光下では明るさや文字の読みやすさがわずかに低下したとEngadgetは報告しています。
MacRumorsが紹介したAppleのナノテクスチャガラスは、表面をナノメートル単位で加工し、周囲の光を散乱させて映り込みを減らす仕組みです。MacRumorsは、反射を抑えられる一方で、コントラストや表示の鮮明さに影響が出ると評価しています。また、Apple Pencilで書く際には、滑らかなガラスよりわずかに摩擦を感じるとしています。
9to5Macのレビューでは、Appleのナノテクスチャ画面を屋外で使った際、映り込みが抑えられ、画面を使いやすかったと述べています。色の鮮やかさは通常の光沢画面より少し弱まるものの、明るさを上げれば動画の見え方を補えるとも評価しました。ただし屋外で画面を明るくすると、バッテリーの消費が増えるとしています。これらはApple製品での使用感であり、Alexa Tablet 12 Proの見え方を直接示すものではありません。
KindleモードとAlexa+をOSに組み込む
Kindleアプリを開くと、通知を抑え、ブルーライトを減らすKindleモードに切り替わります。Amazonは、このモードで最大20時間読書できるとしています。表示テーマはグレースケール、紙のような色合い、標準表示の3種類から選べます。
Engadgetの試用では、KindleモードはKindleアプリの起動時に作動し、通知を通す連絡先やアプリを設定できます。Engadgetは、ナノマット画面の表面感がペンで書く際の感触にも関係すると紹介しました。ただし、Pro Penは別売りで89.99ドルです。

Alexa+は音声や画面上のボタンから呼び出せます。画面上の情報を読み取って質問に答える機能は初期設定でオフになっており、利用者が有効にすると、作動中であることを示す表示が出ます。Engadgetが画面の内容を読み取らせた試用では、表示中の動画やウェブページに関連する質問候補が提示され、Amazonで商品を探す候補もありました。
Google Playと別売り周辺機器で用途を広げる
Alexa TabletはAndroidを搭載し、Google Playストアからアプリを入手できます。Amazonは、YouTube、Netflix、Gmail、Google Docsなどを利用できるとしています。これはFireタブレットが同社のアプリストアを使っていた点からの変更です。
作業向けには、別売りのPro KeyboardとPro Penが用意されます。キーボードはBluetooth接続の設定をせずに本体へ磁石で取り付けられ、複数ウィンドウを並べて使えるとAmazonは説明しています。Engadgetの試用では、薄型キーボードながらキーの押し込みに手応えがあり、トラックパッドのタップや2本指スクロールも動作しました。
Pro Keyboardは149.99ドル、Pro Penは89.99ドルで、ナノマットモデルと周辺機器を組み合わせると本体価格に追加費用がかかります。











