a close up of an apple watch on a black background
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Series 12とUltra 4で報告された症状

Apple Watch Series 12とUltra 4の一部所有者から、装着した部分に赤みや灼熱感が出たとの報告があります。症状が出た場所は、背面のセンサーが触れるあたりとされています。

MacRumorsフォーラムの利用者の一人は、心拍数と血中酸素のモニタリングを有効にした後、灼熱感が始まったと述べました。赤みは最初の数日には見られず、3日半ほど使った後、夜間も装着した翌朝に現れたとしています。

この利用者は、赤い跡の中でもセンサーに対応する点が濃く見えたと説明しました。Appleのサポートと医療機関に相談した後、時計を着けないよう勧められ、返品手続きを進めたとしています。

センサーが原因とは断定できない

Series 12とUltra 4は心拍数を5秒ごとに測定し、心電図用電極の面積を広げたほか、光センサーや緑色LEDの構成も変更されています。

フォーラム利用者の時計は、診断でハードウェアやバッテリーの異常が見つからず、本人も本体が熱くならなかったと報告しています。ただし、モニタリング開始後に症状が出ても、それだけでセンサーが原因とは言えません。

Apple Watchでは初代から装着部の皮膚刺激が報告されており、今回の2機種に限った問題ではありません。Appleは、バンドの締め付けや汗、石けんなども刺激の要因になり得ると説明しています。

アレルギー反応と刺激による皮膚炎

接触皮膚炎には、物質へのアレルギー反応によるものと、物理的な刺激で皮膚の角質が傷ついて起きるものがあります。時計の金属や接着剤成分への反応と、汗や摩擦による刺激では、原因の仕組みが異なります。

接触した場所には、かゆみを伴う発疹や赤み、小さな水疱が現れることがあります。装着部に症状が出ても、見た目だけではアレルギー性か刺激性か区別できない場合があります。

ウェアラブル機器では金属やアクリレートなどに関連する接触アレルギーが報告されており、専門家はアクリレートを主な原因物質の一つに挙げています。Appleは、同社製品や一部バンドにニッケルや接着剤由来のアクリレート類が微量含まれると説明しています。アレルギーのある人や感受性のある人では、こうした成分が反応に関わる場合があります。

装着状態と症状が出たときの対応

Appleは、バンドをきつく締めすぎず、緩めすぎず、皮膚が呼吸できる余地を保つよう案内しています。汗や石けん、日焼け止めなどに触れた後は、時計とバンド、皮膚を清潔で乾いた状態に保つことも勧めています。

Appleによると、ニッケルは欧州の規制値を下回る量ですが、ニッケルに敏感な人は反応に注意が必要です。アクリレート類も接着剤に由来する微量成分で、Appleは該当部分が皮膚に直接触れないよう設計していると説明しています。

接触皮膚炎の原因を調べる検査には、疑わしい物質を貼って反応を見るパッチテストがあります。赤み、腫れ、かゆみなどが出た場合、Appleは再装着前に医師へ相談するよう勧めています。原因物質を特定して接触を避けると、接触皮膚炎の再発予防につながります。