Crealityの3Dスキャナー「Sermoon P1S」、単体でスキャンからメッシュ化まで対応
出典: uatstore.creality.com

PCなしでスキャンからメッシュ化まで

Crealityの「Sermoon P1S」は、青色レーザーと近赤外線(NIR)を使う携帯型3Dスキャナーです。スキャンから点群の融合、メッシュ化、編集まで本体で行え、PCに接続せずに3Dモデルを作成できます。

Sermoon P1 High-Speed 3D Scanner with Blue Laser | Creality Official
出典: creality.com

本体には6インチのタッチディスプレイ、16GBのメモリ、256GBのストレージを搭載しています。レビューでは、複数回のスキャンを保存し、作成したメッシュを本体で処理できたと報告しています。

データはWi-Fi 7またはUSB-CでPCへ転送できます。レビューでは、PCに接続してスキャンするとフレームレートを上げられるとしています。

光沢のある物体では重複メッシュも

レビューでは、光沢のあるひょうたんを青色レーザーとNIRの両モードで認識できた一方、形状の取り込みが乱れ、メッシュが重複して生成されることがあったと報告しています。光沢面のスキャンでは、スキャンスプレーが必要になる場合もあります。

本体の単一フレーム精度は0.02mm、解像度は0.05〜2.0mmです。対象サイズは5mm³から4m³までで、単一フレームのスキャン範囲は青色レーザーで100×128mm、NIRで160×130mmです。

スキャン速度は最大100FPSです。小さなメッシュは6インチ画面では修正しにくい場合があり、レビューでは細部の修正時に画面の小ささが気になったと評価しています。

バッテリー交換式の携帯設計

P1SはPCに接続せずに使える設計です。レビューでは、ノートPCを持ち込めない場面でも扱いやすかったと評価しています。本体には交換式バッテリーが1本入り、製品には予備を含む2本が付属します。

バッテリーはホットスワップに対応し、片方を充電しながらもう片方でスキャンできます。本体重量は830gで、底面には三脚用の1/4インチマウントがあります。

搭載プロセッサーはQualcomm製8コア3.36GHz、GPUはAdreno 740です。レビューでは、画面操作からスキャンまで滑らかに動作したと評価しています。

価格と用途の目安

発売時価格は2,199ポンド(約46万円)または2,229米ドル(約35万円)で、レビュー時点では1,999ポンド(約42万円)または2,099米ドル(約33万円)に値下げされていました。Crealityはオーストラリア公式ストアでP1Sを3,899豪ドル(約43万円)で販売しています。

上位機種のSermoon P1は3,099ポンド(約65万円)または3,299米ドル(約52万円)です。P1SはSermoon P1の半額未満で販売されるモデルです。競合製品として挙げられたRevopoint Miraco Plusの価格は1,726ポンド(約36万円)または1,979米ドル(約31万円)です。

P1Sは、青色レーザーとNIRの両方を使いたい人や、スキャン中にPCへ接続しにくい環境での利用を想定した製品です。レビューでは、家庭で時折使う入門機を探す人や、PC接続での作業に問題がない人には用途が合わない場合があると評価しています。

Sermoon P1 High-Speed 3D Scanner with Blue Laser | Creality Official
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