DJI JAPANは、最大出力2,000Wのポータブル電源「Power Auro 2000 Elite」を10月28日に発売しました。容量は2,016Whで、2,000Whを超える同社製モデルの中で最も小型とする製品です。重量は約19kg、価格は14万7,400円です。

容量を保ち、従来モデルより小型・軽量に

現行の「DJI Power 2000」と比べ、体積を24%、重量を14%減らしました。本体サイズは長さ456×幅225×高さ245mmです。キャンプやDIYなど、持ち運んで使う場面を想定した製品です。

バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)を採用しています。別売りの拡張バッテリーを接続すると、容量を最大12,000Whまで増やせます。

家庭用電源からは、空の状態から約85分で80%まで充電できます。シガーソケットやSDCポートを使った充電にも対応します。充電・給電・保管時の動作環境温度は、いずれもマイナス10〜45℃です。

USBケーブルや複数の出力端子を搭載

本体前面には、最大140W出力に対応する巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵しています。このほか、日本向け仕様はAC出力を4口、USB-Cポートを2口、USB-Aポートを2口備え、SDCポートも2口搭載します。

停電時などに給電を切り替える機能も備え、DJIは切り替え時間を0.01秒としています。製品のAC出力は最大2,000Wです。

本体は最大1トンの静的負荷に耐える設計で、UL94規格の5VB等級の難燃性を備えます。13個の温度センサーと40個のヒューズを内蔵し、異常を検知すると動作を停止します。内部部材には、水分や塩水噴霧、腐食から保護するコーティングを施しています。

2kWh級の製品と容量・出力を比較

EcoFlowの「DELTA 2 Max」は、容量2,048Wh、定格出力2,000Wのポータブル電源です。Power Auro 2000 Eliteの容量は2,016Wh、最大出力は2,000Wです。

DELTA 2 Maxは、専用の拡張バッテリーを使うと最大6,144Whまで容量を拡張できます。Power Auro 2000 Eliteは、別売りの拡張バッテリーを使って最大12,000Whまで拡張できます。

DELTA 2 Maxには、定格出力を超える最大2,400Wの機器に対応するX-Boost機能があります。これはEcoFlowが示す同製品の機能です。

バッテリーのサイクル数と容量維持率に異なる記載

DJIは製品仕様で、25℃の実験室環境で所定の充放電条件を用いた試験において、4,000サイクル以降もバッテリー容量の80%以上を維持するとしています。1サイクルは完全な充電と放電を指します。

一方、DJI JAPANは発売時に、6,000サイクル後に充電容量の70%を保持すると説明しています。