新しい自分の可能性を手に入れろ fēnix 8
出典: garmin.co.jp

更新後に心拍データが途切れる事例

Garminの「Fenix 8」で、ファームウェア23.39への更新後に光学式心拍センサーが動かなくなったという報告が出ています。センサーのLEDが点灯せず、心拍記録が止まるほか、Pulse Ox(血中酸素レベルの計測)や夜間HRV(心拍変動)の記録にも影響します。

一部の利用者は、睡眠データや、活動量などからエネルギー残量を推定するBody Batteryのデータも欠けたと報告しています。心拍センサーが止まると、日々の記録や複数の健康関連機能に影響する場合があります。

同様の症状は、同社の「Tactix 8」でも報告されています。ただし、症状が起きていない時計もあり、影響の範囲は利用者によって異なります。

心拍センサーと関連機能

Fenix 8の光学式心拍センサー「Elevate v5」は、光学式の心拍計測に加えて、HRVやPulse Oxの計測にも使われるセンサー群です。ONDA Lifeの製品評価によると、HRV Statusは夜間のデータから約3週間かけて基準値を作ります。

ONDA Lifeの評価では、その基準値は朝のレポートに反映され、Body Batteryや睡眠関連の記録とともに扱われます。心拍センサーが動作しない場合、心拍の数値だけでなく、関連する記録にも支障が出ることがあります。

TechReviewDailyによると、Fenix 8の光学式心拍センサーは5個のLEDと4個の受光素子を備えています。TechReviewDailyの測定では、一定強度の運動中は胸部ストラップ式心拍計との差が毎分2拍以内だった一方、30秒間の短い全力走では誤差が毎分8拍まで広がりました。また、同社は夜間HRVの状態について、Kubios HRV Proの解析との相関を0.91と報告しています。

利用者が報告した復旧状況

Garminのフォーラムには、23.39への更新後に心拍記録が止まり、LEDも点灯しなくなったというFenix 8の利用者の報告があります。その利用者によると、心拍計の設定がオンの状態で、設定のリセットを含む初期化を行ったところ、センサーが再び動作しました。

別の利用者は、時計の電源を90秒以上切った後にセンサーが動いたものの、症状が再発し、再度長時間電源を切った後に復旧したと報告しています。一方、再起動やソフトウェアの再インストール、初期化を試しても改善しなかったという報告もあります。

Garminのフォーラム担当者は、ソフトウェアを再インストールしても心拍計が動かない場合、時計の交換が必要になる可能性に触れています。利用者によって復旧方法や結果が異なり、Notebookcheckは共通して有効な解決方法は見つかっていないと伝えています。

23.39の更新内容と報告の広がり

23.39は不具合修正に加え、「OK Garmin」という音声起動フレーズ、ランニングワークアウト、Garmin Coachの改善を含む更新として配信されました。Garminは更新の配信を完了しています。

Notebookcheckによると、心拍センサーの問題は23.39以前のソフトウェア23.31でも報告されています。