
Insta360は、ワイヤレスマイク「Insta360 Mic」を2026年10月22日に世界で発売しました。送信機2台、受信機、充電ケースを含むキットは250ドル(約3万9,000円)で、電子ペーパー画面のカスタマイズとmicroSDカードへの内部録音に対応します。Engadgetは音質や機能を評価し、送信機の大きさと価格を注意点に挙げました。評価は8.2/10です。

250ドル(約3万9,000円)の中価格帯モデルとして登場
Micは、上位モデルのMic Proと入門モデルのMic Airの間に位置します。Insta360のワイヤレスマイクの中で、電子ペーパー画面や拡張ストレージを備えています。
標準キットは送信機2台、受信機1台、充電ケースで構成され、価格は250ドル(約3万9,000円)です。送信機のみの価格は80ドル(約1万3,000円)です。対応するInsta360カメラには、受信機を介さず直接接続できます。
Engadgetは、同価格帯のDJI Mic 3にはより小さく目立ちにくい送信機があり、Hollyland Lark 2は70ドル(約1万1,000円)で販売されていると比較しました。また、カスタマイズ可能な画面とmicroSDスロットをMicの特徴に挙げています。
音声設定と複数人の収録に対応
Engadgetは、試用時の標準設定でも音声が明瞭だったと評価しました。Richプリセットは声に厚みを加え、Brightプリセットは周囲の音がある屋外などで声を際立たせる設定です。ノイズ低減も屋内外で機能し、声への目立った影響はなかったとしています。
受信機には最大4台の送信機を接続でき、Mic Proの送信機との混在にも対応します。複数人の会話を収録でき、送信機ごとの音声を分けて編集することもできます。
送信機1台から最大4台の受信機へ同期音声を送る構成にも対応します。Engadgetは、2台のカメラに別々の受信機をつないで同じ音声を収録し、編集時の同期作業を減らせたと述べています。
microSD録音とカスタマイズ画面
送信機にmicroSDカードを挿入すると、本体で内部録音できます。録音形式は32bitフロートにも対応します。カードがなくても、Bluetoothまたは受信機経由でカメラやスマートフォンなどに音声を記録できます。
Engadgetは、カードを交換して録音時間を増やせる点や、カードからファイルを取り出せる点を実用上の利点として評価しました。一方で、撮影時にカードを忘れる可能性、カードスロットへのほこりの侵入、機械的な故障の可能性にも触れています。
送信機の1.22インチ、6色の電子ペーパー画面には、アップロードした画像を表示できます。チャンネルのロゴ、絵文字、風景、ペットの画像などを表示でき、シリーズや季節、気分に合わせて画像を切り替えられます。製品仕様上の画面解像度は240×208です。
伝送距離と発売時の仕様
Insta360 Micは、遮蔽物や干渉のない開けた場所で受信機と接続した場合、最大400メートルの伝送距離に対応します。DJI Mic 3も、ロスレスオーディオをオフにした開けた場所での公称最大距離は400メートルです。
測定条件によって伝送距離は異なります。Insta360は、同じく開けた環境でX5にBluetooth直接接続した場合の距離を約100メートルとしています。DJIは、研究室で模擬した高干渉環境で80メートルを測定値として示しています。
DJIの公称値は接続構成や音声設定でも変わります。開けた場所で4台の送信機と複数の受信機を使う場合は200メートル、ロスレスオーディオを有効にした場合は2台構成で200メートル、4台構成で100メートルです。Insta360 Micの送信機は単体で最長13時間、充電ケース併用で最長34時間使用できます。










