
エントリーモデルにも新デザイン
Appleは2027年春にも、M7チップを搭載する14インチMacBook Proを投入する見通しです。上位モデルに続いて、エントリーモデルにも新デザインが採用されると伝えられています。
新モデルは、タッチ操作に対応するOLEDディスプレイを備えた上位MacBook Proと、外観をそろえる計画です。筐体は現行機より薄くなり、iPhoneのDynamic Islandに似た機能が加わる可能性もあります。
ただし、これらは報道された計画や予想であり、Appleによる製品発表ではありません。新モデルの価格や発売日、ディスプレイの詳細は記事中で示されていません。
2026年秋から2027年秋までの投入計画
伝えられている日程では、2026年秋に現行デザインのエントリーモデルをM6搭載で発売し、同じ時期に上位モデルを新デザインで投入します。上位モデルはM5 ProまたはM5 Maxを搭載する見通しです。
その後、2027年春にM7搭載の新デザインのエントリーモデル、同年秋にM7 ProまたはM7 Max搭載の上位モデルを投入する計画です。モデルによって新デザインへの移行時期とチップ世代が異なります。
この日程どおりなら、上位モデルで先行したデザインがエントリーモデルに広がるまでの間隔は、およそ半年です。過去には、2021年に登場した14インチ機のデザインが、エントリーモデルに採用されるまで2023年を待ちました。
メモリ供給の逼迫と価格
9to5Macは、現行のエントリーモデルの価格を1,999ドルとし、最近の値上げとメモリ不足にも触れています。新しい上位モデルの価格については、同媒体の予想が記されていますが、確定価格として扱える情報ではありません。
Micronのサンジェイ・メロートラCEOは、同社の2027年の生産量の75%超がすでに確保され、メモリとストレージの需給は2027年と2028年に2026年より厳しくなるとの見通しを示しました。
Micronは、今後2年間にDRAMとNANDの業界出荷量が約20%伸びると予測する一方、AI企業によるデータセンター向け部品の購入が需要を押し上げ、生産が需要に届かないと見ています。半導体工場の建設には時間がかかり、稼働後も生産量は段階的に増えるため、供給がすぐに回復するとは限らないと説明しています。
販売価格への影響は限定的な情報
PCMagは、PCメーカーや電子機器メーカーが価格を引き上げている例として、Raspberry Pi 4と5の2GBモデルがそれぞれ12.50ドル値上げされたことを挙げています。これはメモリ不足が電子機器の価格に及ぼす影響の一例です。
ただし、この値上げはRaspberry Pi製品のもので、MacBook Proの価格改定を示すものではありません。メモリ供給の逼迫と電子機器の値上げが報じられるなかでも、M7搭載MacBook Proの販売価格はまだ明らかになっていません。
2027年春の新モデルは、現行デザインのM6搭載機と、新デザインの上位機の間に位置する投入予定です。価格と仕様の正式な発表があれば、エントリーモデルとしての位置づけも具体化します。










