
NANLITEのLEDライト「FC-1200B」「FC-1200C」が発売されました。定格出力は両機種とも1,350Wで、電源部を本体に組み込んだ設計です。色温度調整を中心とするバイカラー版と、RGBWなどの制御モードを備えるフルカラー版を選べます。
2機種の価格と共通仕様
価格はFC-1200Bが23万1,000円、FC-1200Cが26万4,000円です。2月に発売された750WのFC-720Bは11万8,800円で、FC-1200Bはその約2倍の価格、出力は約1.8倍にあたります。
本体寸法はどちらも428.4×381.4×199.3mmで、重量はFC-1200Bが約10kg、FC-1200Cが約10.13kgです。両機種ともビーム角は90度で、調光範囲は0〜100%、0.1%刻みです。
操作は本体のほか、NANLINKアプリ、DMX/RDM、NFCに対応します。ヨークは360度回転し、両側から締められるハンドルを備えます。照明アクセサリー用のボーエンズマウントも共通仕様です。
バイカラー版は色温度を調整
FC-1200Bは2,700〜6,500Kの色温度調整に対応します。CRIは平均96、TLCIは平均98で、色温度ループやフラッシュ、キャンドルなど12種類の特殊照明エフェクトを搭載します。
45度リフレクターを装着した場合、5,600K・距離3mで照度は15,620luxです。同じリフレクターを使った場合のライト単体の照度は7,900luxで、測定条件によって値が異なります。
本体価格はFC-1200Cより3万3,000円低く、色温度の範囲はFC-1200Cより狭い仕様です。色の切り替え機能よりも、白色光の色温度調整と明るさを重視する用途に向けたモデルです。
フルカラー版は5つの制御モード
FC-1200Cには、NANLITE独自のNebula C4カラーライトエンジンを搭載します。色温度は2,400〜12,000Kで調整でき、G/M補正は±150に対応します。CRIは平均95、TLCIは平均94です。
CCT、HSI、RGBW、Gel、Effectの5つのライティングモードを備えます。45度リフレクター装着時の照度は、5,600K・距離3mで14,220luxです。
FC-1200Cの特殊照明エフェクトは、FC-1200Bと共通するものに加え、HUE Loop、Police Car、Discoにも対応します。いずれもアプリやDMX/RDMなどで制御できます。
Aputure STORM 1200xとの照度・構成比較
AputureのSTORM 1200xは定格出力1,200Wのライトで、ランプヘッドとコントロールボックスが分かれています。FC-1200シリーズは電源部を本体に内蔵するため、電源部の構成が異なります。
照度を5,600K、距離3m、45度リフレクター装着時で比べると、FC-1200Bは15,620lux、FC-1200Cは14,220lux、STORM 1200xは22,500luxです。
色再現性の指標では、FC-1200BのCRI・TLCIは平均96・98、FC-1200Cは平均95・94です。STORM 1200xはCRI・TLCIともに95以上と公表されており、ほかにタングステン光と昼光のSSIはいずれも87です。
STORM 1200xはBLAIRと呼ぶ5色のLED光源を採用し、色温度は2,500〜10,000K、緑・マゼンタ調整は±G 100%に対応します。FC-1200Cは2,400〜12,000KとG/M ±150、FC-1200Bは2,700〜6,500Kの調整範囲です。
取り付けと持ち運び
FC-1200BとFC-1200Cは、ボーエンズマウントを採用しています。リフレクターやソフトボックスなどの照明アクセサリーを取り付けられ、ヨークにはアンブレラホルダーも備えます。
両モデルにはキャリングケースが付属します。シリーズ専用のトロリーケース「CC-ST-FC1200」は別売で、価格は3万9,600円です。











