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Photo by Thibault Penin on Unsplash

Netflixは10月14日、世界の従業員の約6%に当たる約1,000人を削減する人員整理を始めました。製品、技術、法務、人事の各部門への影響が大きくなる見込みで、同社にとって4年ぶりの大規模な削減です。

製品・技術・法務・人事部門に影響

Netflixの共同CEO、テッド・サランドス氏とグレッグ・ピーターズ氏は、従業員向けのメモで組織変更を伝えました。対象者への連絡や支援は、国ごとの手続きに応じて進めるとしています。

今回の規模の人員削減は、2022年に実施して以来です。その後、2025年3月には製品部門で数十人規模の削減がありましたが、今回は全世界の従業員を対象とする再編です。

両CEOは、退職する従業員への支援を最優先にすると説明しました。また、残る従業員にも変更の厳しさを認めたうえで、人員や資源の配分を絞り込む方針を示しています。

成長と視聴時間をめぐる課題

Netflixは2026年第2四半期に、前年同期比13%増の126億ドルの売上高を計上し、営業利益率は33%でした。会社側は、通期予想の達成に向けて順調だとの見方を示しています。

一方、2026年上半期の視聴時間は970億時間で、前年同期からの伸びは2%でした。サランドス氏は10月初め、望むほど速く成長していないと述べ、成長を加速させる取り組みを進めていると話しました。

Netflixは配信市場で競争が強まるなか、視聴者の関心を保つ施策を進めています。既存シリーズではシーズン間の視聴数が減少する例があり、新作シリーズにも過去の『ストレンジャー・シングス』や『イカゲーム』のような話題作が必要とされています。

ライブ配信や広告を含む事業展開

Netflixはライブイベント、スポーツ、動画ポッドキャスト、クリエイター主導のコンテンツに取り組んでいます。今後のライブ配信には、NFLの感謝祭前夜とクリスマス当日の試合、タイソン・フューリー対アンソニー・ジョシュアのボクシング戦が含まれます。

同社は2022年に広告付きプランを始め、2023年にはパスワード共有への対策を開始しました。米国のプラン料金は2026年3月に引き上げられ、1年余りで2度目の値上げとなりました。

Netflixは映画の劇場公開にも力を入れています。『The Mis-adventures of Cliff Booth』『La Bola Negra』『Possible Love』は配信前に劇場公開する予定で、『Narnia: The Magician’s Nephew』は2027年2月にIMAXで上映した後、広く公開されます。

今後の作品と決算発表

シリーズでは『The Hunting Wives』シーズン2、『The Diplomat』シーズン4、『Emily in Paris』最終シーズン、『Pride and Prejudice』、『Lupin』第4部が予定されています。

両CEOは、サービスの改善、成長、革新につながる分野への投資を続ける方針を示しました。

同社は10月20日に第3四半期決算を発表する予定です。