出典: 9to5mac.com

Ringは、サムターンを手で回して電力を生み出せるスマートロックを発表しました。電池切れの際に一時的に動作させる仕組みを備え、指紋、タッチスクリーン式のテンキー、Ringアプリ、Alexaで解錠できます。米国では2027年初頭に発売予定で、価格は249ドルです。

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手で回して電池切れに備える

Ring Smart Lockは、電池が切れたとき、本体のダイヤルを数回手で回すと一時的に電力を得て解錠できる設計です。9to5Macによると、サムターンを回して電力を生み出し、しばらくロックを動かせます。通常の電池交換を不要にするのではなく、電池切れの際に手動で電力を得るための予備手段です。

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スマートロックには、電池式のほか、住宅の配線から電力を得る有線式や、太陽光、動作による発電などの方式があります。人の動きを電気に変える技術は、一般にエネルギーハーベスティング(環境発電)の一種です。Ringのダイヤル操作も、手の動きを利用して電力を得る点でこの方式にあたります。Ringは採用する内部機構の詳細を公表していません。

電池式のスマートロックには、残量が少なくなるとランプや通知で知らせる機種もあります。Ring Smart Lockは、電池残量の通知ではなく、電池切れの際に手動で電力を生み出す手段を打ち出しました。9to5Macは、この仕組みをスマートロックで起こりうる、電池切れによる締め出しへの対策として紹介しています。

解錠方法とアプリの操作

解錠方法は、指紋リーダー、バックライト付きタッチスクリーン式テンキー、Ringアプリ、Alexaの4つです。Ringアプリでは、外出先から施錠状態を確認したり、ドアを施錠したりできます。家族や訪問者向けに、利用者ごとのアクセス方法や有効期限を設定できます。

たとえば、犬の散歩を頼む人に、毎週火曜日の午後2時から3時までアクセスを認める設定ができます。Ringによると、ロックはAmazon Sidewalkを通じて接続し、遠隔操作や状態更新、PINの同期を行います。Amazon Sidewalkは近隣のAmazon機器を介する共有ネットワークで、利用できる範囲は地域によって異なります。

本体はRingのドアベル、カメラ、アラームと連携し、EchoやAlexaによる音声操作にも対応します。操作や状態はRingアプリのアクティビティフィードに表示されます。既存のシングルシリンダー式デッドボルトに取り付ける設計で、追加の配線は必要ありません。

米国で2027年初頭に発売予定

Ring Smart Lockは米国で2027年初頭に発売予定です。価格は249ドルで、カラーはブラック、シルバー、ブラスの3種類です。Ringは、販売に先立ち米連邦通信委員会(FCC)の認可を得る必要があると明らかにしています。

Ringはスマートロックとあわせて、4K対応の屋外用カメラ、投光器付きカメラ、スポットライト付きカメラ、屋内用カメラを発表しました。価格はそれぞれ149.99ドル、219.99ドル、199.99ドル、99.99ドルです。これらのカメラは発表当日から予約または購入できます。

このほか、Ringは360度のパン・チルト撮影に対応する屋内用2Kカメラも発表し、価格を69.99ドルとしました。動きを追跡する機能とプライバシーシャッターを備えます。Ringは、ドアベルやカメラなどと連携する製品群にスマートロックとカメラを加えました。