「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が湖西線・北陸本線・琵琶湖線を一周運行
出典: cfi.railf.jp

京都発・大津着の日中運行

JR西日本の87系気動車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は2026年10月3日、京都駅から大津駅まで、湖西線・北陸本線・琵琶湖線を経由して運行しました。日中に約6時間かけて走る「DAY TRIP」として設定された滋賀県内を巡る企画です。

この運行は、2026年10月から12月に開催される「滋賀デスティネーションキャンペーン プレキャンペーン」を記念し、JR西日本と日本旅行が企画しました。瑞風への乗車に滋賀県内の観光と宿泊を組み合わせた2日間のツアーで、1日目に観光と宿泊、2日目に列車へ乗る行程でした。

瑞風は通常、京阪神と山陰・山陽を巡る周遊型の寝台列車です。沿線で観光に立ち寄る旅を提供しており、今回の京都発・大津着の運行は、宿泊を伴う通常の周遊コースとは異なる日中の乗車機会となりました。

滋賀観光と列車乗車を組み合わせた2日間

ツアーの1日目は、近江牛専門店での昼食と西教寺の拝観を含む行程でした。西教寺では通常非公開の客殿内部を貸し切りで拝観し、その後、びわ湖大津プリンスホテルに宿泊しました。

2日目は京都駅から瑞風に乗り、大津駅まで約6時間乗車する設定でした。列車内では車窓の景色や車内設備を楽しむ時間が設けられ、昼食には滋賀県長浜市のレストラン「ビワコラージュ」のエグゼクティブシェフ、市山技氏が監修した料理が提供されました。

旅行代金は1人あたり21万5,000円から29万2,000円で、抽選受付は2026年6月23日に始まりました。

10両編成の瑞風が提供する通常の旅

瑞風はJR西日本が運行する周遊型寝台列車で、87系気動車を使用しています。通常のツアーは山陽本線や山陰本線を通る2日間のコースのほか、山陽・山陰を巡る3日間の周遊コースなどで構成されます。

編成は10両で、定員は34人です。客室を備えた寝台車に加え、ラウンジ車、食堂車、編成の両端に展望車を配置し、移動中の滞在や食事を含めて楽しむ構成です。

動力にはディーゼル発電機と蓄電池を組み合わせたハイブリッド方式を採用しています。非電化区間を含む山陰本線でも運行でき、通常のコースでは地域ごとの観光立ち寄りと車内での滞在を組み合わせています。

滋賀を巡る特別企画の位置づけ

今回の運行では、京都から湖西線を先に回り、北陸本線と琵琶湖線を経て大津へ向かいました。京都駅を10時22分に出発し、大津駅には16時13分に到着する行程でした。

JR西日本と日本旅行は、滋賀県内での食事、拝観、宿泊を旅行商品に組み込みました。瑞風車内の昼食には滋賀県内の料理人が監修した料理を用意し、宿泊先での食事も含めて県内を巡る内容でした。