
Xiaomiはニュルブルクリンクで、空力パーツを強化したSU7 Ultraに加え、大型ウイングを装着しない車両も試験しています。後者はオプションのトラックキットを備えない仕様です。

大型ウイング付きと標準仕様の2台を試験
ドイツで撮影された車両は2台です。1台は大きな固定式リアウイングを備えた試作車で、もう1台はそのウイングを持たないSU7 Ultraです。

ウイングなしの車両には、トランクリッドからせり上がる可動式リアスポイラーが付いています。時速80キロを超えると展開し、ダウンフォースを生み出します。
この車両は、固定式ウイングや大型のリアディフューザーを含むトラックキットを装着していません。Xiaomiは、強いダウンフォースを狙う仕様に加え、通常のSU7 Ultraもサーキットで走らせています。
3モーターで1,139キロワットを発生
SU7 Ultraは前輪側に1基、後輪側に2基のモーターを配置する3モーター構成です。システム出力は1,139キロワットで、後輪は2基のモーターで駆動します。
この仕様のSU7 Ultraは、2025年にニュルブルクリンクで7分4秒957を記録しました。量産EVのラップ記録で、ポルシェ・タイカン・ターボGTを上回るタイムです。
今回試験されている車両の外観は、販売中のモデルと大きく異なりません。Carscoopsは、車体内部の変更や出力向上の可能性を挙げています。
記録車の仕様はトラックキット付き
SU7 Ultraの記録時には、オプションのプロフェッショナル・トラック・パッケージが使われました。カーボンファイバー製の二重ベント付きフロントフードと、空力を考慮したアンダーボディプレートも記録時の仕様に含まれています。
一方、ポルシェが記録を更新したタイカン・ターボGTには、マンタイ製キットが装着されました。より積極的な空力パーツと、トレッド幅を広げるアーチエクステンションが採用されています。
マンタイ仕様では出力も小幅に引き上げられています。両車の記録は、空力や走行性能に関わる追加装備を含む仕様で競われました。
標準仕様と記録仕様の試験が並行
SU7 Ultraには、記録に使われたトラックキット付きの仕様と、今回目撃されたキットなしの仕様があります。後者にも可動式スポイラーは備わりますが、大型の固定式ウイングや積極的なリアディフューザーは採用されていません。
ニュルブルクリンクでの量産EV記録は、SU7 Ultraの7分4秒957から、マンタイキットを装着したタイカン・ターボGTへ移っています。記録の比較では、ラップタイムに加え、車両の仕様や装着したオプションも関係します。
Carscoopsは、Xiaomiが記録の奪還を目指して空力パッケージを試していると伝えています。










