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出典: LINEみんなの使い方ガイド

LINEのアカウント引き継ぎにパスキーを利用

LINEヤフーは、iPhone版LINEでアカウント引き継ぎ時にパスキーを使えるアップデートを公開しました。パスキーは、パスワードを入力せず、顔認証や指紋認証などで本人確認してログインする方法です。アプリのバージョン26.17.0以上で利用できます。

LINEアプリの「設定」から「アカウント」「パスキー」と進み、画面の案内に沿って作成します。登録後、新しい端末でLINEにログインする際に「その他の方法でログイン」からパスキーを選び、引き継ぎの手順を進めます。

LINEのパスキーは一度登録すれば利用でき、同じAppleアカウントまたはGoogleアカウントを使う新しいスマートフォンでも利用できます。端末側で顔認証や指紋認証を行うため、LINEのパスワードを覚えて入力する手順を省けます。

パスキーは公開鍵と秘密鍵で認証

パスキーは公開鍵暗号に基づく認証情報です。作成時に公開鍵と秘密鍵のペアが生成され、公開鍵はサービス側に登録され、秘密鍵は端末や認証情報プロバイダを通じて保管されます。

ログイン時には、サービス側が送る一度限りの値に対し、保管された秘密鍵で署名します。サービス側は登録済みの公開鍵を使って署名を検証し、利用者を認証します。

顔認証や指紋認証は、秘密鍵を使う前に端末上で本人確認を行う手段です。LINEに生体情報そのものを送信して認証する仕組みではなく、端末のロック解除機能を使ってパスキーの利用を許可します。

iPhoneとAndroidの間では事前コピー

iPhoneからAndroid、またはAndroidからiPhoneへ移る場合、機種変更前にLINEのパスキーをコピーできます。iCloudキーチェーンとGoogleパスワードマネージャーの間でコピーし、移行先ではコピー先と同じアカウントを使います。

iPhoneからAndroidへ移す場合は、iPhoneにChromeを入れてGoogleアカウントにログインし、iCloudキーチェーンの管理画面からLINEのパスキーをChromeへコピーします。AndroidからiPhoneへ移す場合は、ChromeでGoogleパスワードマネージャーを開き、LINEのパスキーをiCloudキーチェーンへコピーします。

このコピーはLINEアプリではなく、OSとパスワードマネージャーが提供する機能です。利用にはiPhoneのiOS 26以上と、Androidの対応端末で2026年6月1日以降のGoogle Playシステムアップデートが必要です。

トーク履歴の引き継ぎは別に準備

パスキーを設定しても、LINEアカウントやトーク履歴が自動的に移るわけではありません。機種変更にあたっては、トーク履歴のバックアップとバックアップ用PINの準備が必要です。

パスキーを別の端末へコピーした場合は、機種変更前にそのパスキーでログインできることを確認します。登録や削除を行うと本人宛てに通知が届き、登録済みパスキーの名前変更や削除はLINEアプリのアカウント設定から行えます。