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出典: media.smart.com

2人乗り「#2」がパリで世界初公開

smartは、電気自動車(EV)の新型2人乗りモデル「smart #2」をパリ・モーターショーで世界初公開しました。全長は2,746mmで、同社の小型車「フォーツー」の後継にあたります。フォーツーは2024年に生産を終了しており、#2はその車名を引き継ぐ新モデルです。

初代smartの2人乗りコンセプトがパリで披露されてから30年を経て登場した#2は、街中での利用を想定したコンパクトな車体が特徴です。車輪を車体の四隅に配置する設計を受け継ぎ、全長を抑えながら室内空間を確保しています。

外観は従来のフォーツーを思わせる形を残しつつ、量産モデルではコンセプト車の意匠を一部簡素化しました。丸型のテールランプや分割式テールゲート、フレームレスウインドウなどを採用しています。前後バンパーやヘッドライトのグラフィックも量産仕様に合わせて変更されました。

最小回転半径と室内の構成

車体の最小回転半径は、縁石間で6.95mです。smartは、短い全長とこの回転半径を、狭い道路での走行や駐車に適した特性として説明しています。バッテリーを床下に置いて低重心とし、後輪には5リンク式サスペンションを採用しました。

室内では前席をベンチ状に配置し、ダッシュボード中央に10.1インチの画面、運転席前方に8.8インチのディスプレーを備えます。小型機器を取り付けるための「smart Pillar」もダッシュボードに設けました。画面は4G通信、Wi-Fi、Bluetoothに対応し、8年間のコネクティビティ・パッケージが付属します。

グレードは英国向けにPureとPremium、欧州限定でCouture Editionが案内されています。Premiumにはガラスルーフ、ヒーター付きの人工皮革シート、7スピーカーのSennheiserサウンドシステムが備わります。Couture Editionは欧州で999台限定で、白いマット塗装とプラチナゴールドのルーフ、ゴールドの装飾を加えた16インチホイールを採用します。

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WLTP航続距離は最大290km

駆動用モーターは車体後部に置かれ、出力は60kW、最大トルクは130Nmです。35.8kWhのLFPバッテリーを搭載し、WLTP基準での航続距離は最大290km、約180マイルとされています。smartはこの数値を目標値としており、車両は現在、型式認証の手続き中です。

直流(DC)急速充電は最大65kWに対応します。条件が整えば、バッテリー残量を10%から80%まで20分で充電できます。交流(AC)充電の仕様はグレードによって異なり、Premiumは最大11kW、Pureは最大7.4kWに対応します。Pureの充電時間は、単相充電器を使う条件で、10%から80%まで約5時間と案内されています。

車外の対応機器へ給電するV2L機能も備えますが、利用には別売りの専用アクセサリーが必要です。smartは、高速道路での走行も想定して、サスペンションや後輪駆動に加え、車体や操舵系を調整したと説明しています。航続距離や装備などの仕様は、認証後に確定する予定です。

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英国価格は2万ポンド未満を予定

安全装備では、車体構造に次世代の「Tridion Cell Evo」を採用しました。運転支援機能にはPilot Assist、ストップ&ゴー機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール、高速道路支援が含まれます。Premiumにはブラインドスポット検知、後方衝突軽減、後退時の交差交通警報も標準装備されます。

英国での正式価格は2026年内に発表予定で、smartは2万ポンド未満からの販売を案内しています。先行予約は2027年春に始まる予定です。納車は型式認証の完了後となります。

smart #2は欧州と英国のほか、中国などでも販売される予定です。

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