Kenya confirms second Ebola case as quarantine and tracing measures continue
出典: the-star.co.ke

ケニアで、国内初のエボラ感染者の親族にあたる39歳の男性の感染が確認されました。男性は隔離中に発症し、当局は接触者の追跡を始めています。WHO当局者は、感染者が2人確認された段階でも、ケニアで流行が起きている証拠はないと述べました。

ケニアで2例目、接触者の追跡が始まる

2例目の男性は、ケニアで最初に確認された感染者の親族です。発症時にはすでに隔離されていました。ケニア保健省は、この男性の接触者の特定に着手しました。

最初の感染者はケニア国籍の男性で、コンゴ民主共和国に居住していた際に感染し、今月初めに死亡しました。保健省が特定した接触者は128人で、このうち108人が隔離され、5人は国外へ出国しました。残る15人の所在は追跡できていません。

WHOが示したケニアの流行評価

WHO当局者は、ケニアで2人の感染が確認されたことを認めつつ、同国で流行が発生している証拠はないと述べました。感染者が複数いることと、国内で流行が起きているという評価は同じ意味ではありません。

一方、コンゴ民主共和国では封じ込めが難航し、4,000人を超える死者と9,000人の感染者が確認されています。ケニアの2例目が確認された時点で、同国では新たな接触者の追跡も始まりました。

潜伏期間と感染経路

エボラの潜伏期間、つまり感染から症状が出るまでの期間は2〜21日です。感染者は症状が出る前には他人へ感染させず、血液中にウイルスがある間は感染性を保ちます。

人から人への感染は、患者や死亡者の血液・体液に、傷ついた皮膚や粘膜を通じて直接触れることで起こります。血液、便、嘔吐物などで汚染された物や表面との接触も感染経路になります。

発症前の濃厚接触と、症状が出てからの接触では、感染リスクの扱いが異なります。WHOアフリカ地域事務局の接触者追跡指針では、疑い例、可能性例、確定例の接触者を特定し、最後の曝露から21日間観察することを挙げています。

隔離と健康観察の役割

接触者を21日間観察するのは、潜伏期間中に症状が出る人を早期に把握するためです。WHOの指針は、接触者に症状が現れた場合、直ちに隔離して感染拡大を防ぐよう定めています。

WHOも、感染の可能性がある人を特定して21日間健康状態を監視し、健康な人と発症者を分けることを流行抑制策に挙げています。患者を指定された治療施設で早期に診療することも、家庭内での感染を避ける対策に含まれます。

接触者追跡は、対象者の把握、名簿の作成、継続的な健康観察から成ります。