
ファーウェイ・ジャパンは10月21日、完全ワイヤレスイヤフォン「FreeBuds Neo」を発売しました。300Hz〜3kHzをカバーするノイズキャンセリング機能を搭載し、ANCをオンにした状態で全音域の平均ノイズ低減量は30dBに達するとしています。

ANCは平均30dBのノイズ低減をうたう
FreeBuds Neoは、新しい音響アーキテクチャとファーウェイ独自のオーディオチップ、更新したAIアルゴリズムを組み合わせています。音響構造にはC型パイプとベント、第3世代オーディオチップ、AIアルゴリズムを採用しています。
ノイズキャンセリングの対象帯域は300Hz〜3kHzです。地下鉄の走行音やオフィスの談笑、カフェの雑音などを想定しています。ファーウェイは、ANCを動的に設定した条件で、全周波数帯の平均ノイズ低減量が30dBだと説明しています。
ANCは、マイクで周囲の音を捉え、その音と逆位相の音波を再生して打ち消す仕組みです。FreeBuds Neoは、この処理に第3世代オーディオチップと適応アルゴリズムを使い、周囲のノイズに応じてノイズキャンセリングを行います。ファーウェイによると、周囲のノイズデータを毎秒最大40万回取得し、ノイズ処理の遅延は約8マイクロ秒です。
片耳約4.8g、11mmドライバーを採用
イヤフォン本体は片耳約4.8gで、31度の角度と長さ19mmのステムを採用しています。充電ケースを含む重さは41gで、ケース幅は41.5mmです。カラーはシルバー、ホワイト、ブラックの3色です。
音を出す部分には、新開発の11mm Turboドライバーユニットと軽量振動板を搭載しています。BluetoothコーデックはSBC、AAC、LDAC、L2HC 4.0に対応します。ファーウェイ製スマートフォンとの接続時はL2HC 4.0で最大2.3Mbps、他社製端末ではLDACで最大990kbpsの伝送に対応するとしています。
6軸ジャイロセンサーと独自アルゴリズムを使う空間オーディオ機能も備えます。FPSゲーム向けには、銃声や敵の足音を強調するサウンドエフェクトを用意し、空間オーディオやノイズキャンセリングと併用できます。ステム部分へのタップやスワイプで、再生・停止、音量調整、ノイズキャンセリングモードの切り替えなどを行えます。
ANCオンで単体6.5時間再生
バッテリー駆動時間はANCオン時、イヤフォン単体で最大6.5時間です。ANCをオフにするとイヤフォン単体で最大10時間、充電ケース併用で最大40時間の音楽再生ができます。ファーウェイの測定値は、音量50%、AACコーデックなどの条件で得られたものです。
Bluetooth 6.0に対応し、2台の端末へ同時に接続するマルチポイント機能を備えます。iOS、Android、Windowsなど複数のOSの端末に接続できます。イヤフォン本体はIP55の防塵・防水性能を備えますが、充電ケースは対象外です。
通話用には3つのマイクと骨伝導センサーを搭載しています。ファーウェイは、最大95dBの背景騒音や最大毎秒9mの風がある環境での通話にも対応するとしています。これらの数値は同社の試験に基づくもので、実際の再生時間や性能は使用環境などによって変わります。
価格と製品の位置づけ
市場想定価格は1万7,380円前後です。ファーウェイは2万円以内の価格帯で、ノイズキャンセリングとエンターテインメント機能を備える製品として展開します。同社のFreeBuds Proシリーズが高音質など総合的な品質を重視するのに対し、Neoはノイズキャンセリングと映像・ゲームなどの利用に焦点を当てています。
タッチ操作では、2回タップで再生・一時停止、3回タップで次の曲へスキップでき、スワイプで音量を調整します。ステムのタッチ領域は従来設計から約60%拡大したとしています。アプリでは端末間の接続管理やバッテリー残量の確認ができます。
ファーウェイは、HUAWEI Audio Connectアプリのスマートウォッチ対応を今後のアップデートで予定しています。対応後は、ウォッチからイヤフォンのバッテリー残量やノイズキャンセリングモードなどを確認できるとしています。











