
ブレンダン・アレンがラスベガスでクリスチャン・リロイ・ダンカンを5回にリアネイキッドチョークで下しました。5連勝中だったダンカンはタイトル挑戦の見通しが後退し、アレンは王者ショーン・ストリックランドへの挑戦を求めています。
5回のリアネイキッドチョークで決着
試合は最終ラウンドまで勝敗が定まらず、最後にアレンが相手の背後から首を絞めるリアネイキッドチョークを決めました。アレンはUFCでの通算戦績を28勝7敗とし、同団体で8度目の一本勝ちを記録しました。
リアネイキッドチョークは、首の左右を通る頸動脈を圧迫し、脳への血流を遮る技です。The Conversationに掲載された解説によると、この技で相手が意識を失うまでの時間は8.9秒です。
用語集の定義では、チョークは首の動脈の血流を妨げるサブミッション(関節技や絞め技による決着)です。バックコントロールは背後から相手を制御する位置で、脚を相手の脚に絡める形が一般的とされています。
打撃数で上回ったダンカン、組みで勝ったアレン
ダンカンは試合を通じてアレンより多く打撃を当て、命中数は138対80でした。一方、アレンは組み合いの局面の多くで優位に立ち、最後の一本勝ちにつなげました。
2回にはアイポーク(指が相手の目に入る反則)があり、ダンカンは減点を受けました。その減点がなくても試合は最終ラウンドまで続き、アレンがチョークで勝利しています。
ダンカンは31歳で、7月には元タイトル挑戦者ジャレッド・キャノニアを破っていました。UFCミドル級10位としてこの試合に臨み、勝てば次のタイトル戦を狙う考えを示していました。
アレンは王者ストリックランドへの挑戦を要求
アレンは勝利後、次の機会が与えられることへの期待を述べ、王者ストリックランドの名前を挙げました。アレンは4連勝中で、今回の勝利後もミドル級5位、戦績は28勝7敗です。
ミドル級のタイトル戦では、ランキングに加えて直近の勝利や対戦相手も挑戦者選びに関わってきました。たとえば、イスラエル・アデサニヤは当時のESPNミドル級ランキング1位、ロバート・ウィテカーは2位で、両者はタイトルを懸けて対戦しました。
アデサニヤはその試合でウィテカーに判定勝ちし、4度目のミドル級タイトル防衛を果たしました。試合後には、次のタイトル戦の相手としてキャノニアを指名しています。
過去の挑戦者選びでは勝利と負傷も影響
UFCは2023年、ストリックランドがアブス・マゴメドフに2回TKO勝ちした後、アデサニヤへのタイトル挑戦を得た経緯を紹介しています。同年、デュ・プレシは元王者ウィテカーに勝ってアデサニヤの視野に入りました。
デュ・プレシは負傷で試合に出られず、ストリックランドが先にタイトル戦へ進みました。これらの例では、勝利に加えて出場可能な時期もタイトル戦の順番に関係しています。
ダンカンは今回の敗戦で、18戦のプロキャリアにおける3敗目を喫しました。同大会では、英国出身のジェイ・ハーバートがブラジルのマテウス・カミロに判定勝ちし、UFCでの直近4戦を3勝としました。










