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噴煙と警戒レベルの引き上げ

フィリピンのマヨン火山が噴火し、噴煙が山頂から3,000メートルまで上がりました。当局は火山活動の警戒レベルを3に引き上げています。

フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)の区分で、レベル3は「高い火山活動」を示します。基準には、火山性地震の増加や火山性微動、強い水蒸気・火山灰の噴出などが含まれます。この区分は、マグマが地表近く、または地表に達している状態を指します。

PHIVOLCSは、レベル3では数週間以内に危険な噴火へ進む可能性があるとしています。また、活火口から最大8キロメートルまで危険区域を広げる場合があるとしています。

2026年1月から続く活動

PHIVOLCSの噴火記録によると、今回の活動は2026年1月6日に始まり、継続中です。初期には溶岩ドームの形成と崩壊が起き、火砕密度流と、火口から最大1,000メートル上がる灰色から褐色の噴煙が記録されました。

溶岩流の流出は1月12日に始まり、1月21日以降は溶岩ドームと溶岩流に加え、小規模なストロンボリ式活動が断続的に起きました。この活動の一部は、ストロンボリ式活動に分類されています。

火砕密度流の到達距離は、ミイシの谷で500〜1,500メートル、ボンガで1,000〜1,500メートル、バスドで500〜1,500メートルでした。10月30日の噴煙は、1月の記録にある噴煙の高さを上回りました。

近年の溶岩流と火砕密度流

マヨン火山では2023年6月から12月にかけても溶岩が流出し、2024年には溶岩流の縁が崩れて岩屑や火砕密度流が発生しました。堆積物は火口から4キロメートル以内に残り、溶岩流はボンガ・ブユアンの谷で3.4キロメートル、ミイシで2.8キロメートル、バスドで1.1キロメートルに達しました。

2018年の噴火は、水とマグマが関与する水蒸気マグマ噴火で始まり、噴煙は5キロメートルに達しました。その後、溶岩の噴出や、溶岩の崩壊に伴う火砕密度流が記録されています。

2024年には2月、5月、7月、8月にも火山灰が放出され、噴煙の高さは50〜1,200メートルでした。2013年の小規模な灰の噴出では、火山の西北西にある複数の地域で灰の痕跡が確認されています。

過去の噴火が残した影響

1993年の噴火では火砕流、溶岩流、火山泥流、降灰が記録され、死者77人、負傷者5人が出ました。火砕流はマビニットとボンガ、降灰はカマリグ、サント・ドミンゴ、レガスピに影響し、溶岩流と火山泥流は谷筋に流れました。

1984年の噴火でも火砕流、溶岩流、火山泥流、降灰が発生しました。火砕流は火山の南東・東側やボンガ、サント・ドミンゴで、溶岩流はカマリグで記録され、降灰はサント・ドミンゴとレガスピの一部に及びました。

2000年の噴火では噴煙が最大17キロメートルに達し、火砕流、溶岩流、降灰が記録されています。降灰はギノバタン、リガオ、カマリグの一部に影響し、溶岩流と火砕流は谷筋にとどまりました。