
NMAX EとXENTER EをEICMAに出展
ヤマハ発動機は、125ccクラス相当の電動スクーター「NMAX E」と「XENTER E」を発表しました。両モデルはイタリア・ミラノで開催される二輪車展示会「EICMA 2026」に出展され、NMAX Eは日本で2027年に発売する予定です。
NMAX Eの航続距離はWMTCモード値で104km、XENTER Eは108kmです。WMTCモードは、二輪車の走行条件を定めた国際的な試験モードです。
NMAX Eは世界市場向けで、ガソリンエンジン車「NMAX」の車体構成をベースに電動技術を組み合わせました。両モデルの生産は、ベトナムのYamaha Motor Vietnamが担います。
3.5kWh電池と自宅・公共充電に対応
両モデルは、モーターや関連機能をまとめた新開発のパワーユニット「eAxle」と、車両固定式のリチウムイオンバッテリーを搭載します。バッテリー容量は3.5kWhで、NMAX Eの航続距離はWMTCモード値で104kmです。
新設計の車載充電器により、自宅での充電に加え、四輪車用の公共充電ステーションでも充電できます。着脱式ではなく車両固定式のバッテリーを採用しています。
WMTCモード値の104kmは、定められた走行モードで測定した航続距離です。実際の街乗りで同じ距離を走れることを示す数値ではありません。ヤマハ発動機は実走行時の航続距離を公表していません。
車体中央に電池とモーターを配置
NMAX Eには新設計のバックボーン型フレームを採用し、バッテリーとモーターを車体中央に配置しました。ヤマハ発動機は、重量物の集中配置と低重心化により、乗り心地とハンドリングの両立を図ったとしています。
装備には、走行状況や好みに応じて選べるS・T・Eの3種類の走行モードと、車両の取り回しを補助するリバース機能があります。シート下にはフルフェイスヘルメットを収納できるスペースを設け、フートボードも広く取っています。
メーターはEV専用グラフィックを採用した5インチTFTです。専用アプリ「Yamaha Motor On」と連携し、ターンバイターン方式のナビゲーションや車両位置、走行距離、バッテリー残量を確認できます。
XENTER Eは16インチホイールを採用
同時に発表されたXENTER Eは、前後に16インチの大径ホイールを採用し、航続距離はWMTCモード値で108kmです。フレームは新設計のアンダーボーン型で、バッテリーとモーターを車体の適切な位置に配置します。
XENTER EにもeAxle、3.5kWhの車両固定式バッテリー、自宅と四輪車用公共充電ステーションに対応する車載充電器を搭載します。走行モードはS・T・Eの3種類で、リバース機能やヘルメットを収納できるシート下スペースも備えます。
両モデルは、5インチTFTメーターと「Yamaha Motor On」の連携にも対応します。NMAX Eは日本で2027年に発売する予定です。










