
Xcode 27.2で新機種のRAM容量が判明
Appleが公開した開発ツール「Xcode 27.2」の情報から、第4世代Apple TV 4KとOLED搭載iPad miniのRAM容量が明らかになりました。Apple TV 4Kは8GB、iPad miniは12GBです。
Apple TV 4KはA19チップを搭載し、iPad miniはA20 Proチップを採用します。Appleは両機種の技術仕様にRAM容量を記載していません。
同じXcodeの情報では、iPhone Duoも12GBのRAMを搭載しています。
iPad miniは旧モデルから4GB増加
新しいiPad miniのRAMは、直前のA17 Pro搭載モデルの8GBから12GBに増えました。差は4GBで、新モデルは旧モデルより50%多い容量です。
新モデルはA20 Proチップを搭載し、旧モデルのA17 Proから世代が進みました。ディスプレイも8.3インチの液晶から8.5インチのOLEDへ変更されています。
iPad mini(A20 Pro)は10月28日から予約を受け付け、11月6日に出荷を開始する予定です。米国での価格は699ドル(約11万円)からで、旧モデルの599ドル(約9万5,000円)から100ドル(約1万6,000円)上がりました。
メモリーチップ不足が続く市場
DRAMとNANDフラッシュメモリーは、世界の大手クラウド事業者による投資拡大を背景に、需要が供給を上回っています。TrendForceは大手クラウド事業者9社の設備投資額を、2026年に9,570億ドル(約150兆円)、2027年に1兆5,310億ドル(約240兆円)と予測しました。
メモリーの供給網では納期も延びています。TrendForceによると、DRAMの納期は20週間、NANDは16週間に達し、一般的な約8週間より長くなっています。
Micronのサンジェイ・メロートラCEOは、需要が同社の供給を今後数年上回るとの見通しを投資家に示しました。同社は2028年にメモリー製造用の新たなクリーンルームを開設する計画ですが、設備稼働後も生産量は段階的に増える見込みです。
AI・サーバー向け需要と製品価格
Micronの発言が対象とするのは、AI向けの高帯域幅メモリー(HBM)やサーバー向けDRAMです。製造能力がAI・サーバー向けメモリーを優先すると、消費者向け機器のメモリー供給も制約されます。
Samsungの幹部は、HBMがDRAMメーカーのウェハー製造能力に占める割合が、2026年の20%から2027年には約30%になるとの見通しを示しました。HBMの生産拡大は、一般向けDRAMの供給を圧迫する要因として挙げられています。
業界全体のメモリーチップ不足でRAM・ストレージ用チップの価格が急騰し、Appleは今年、iPhoneやiPad、Mac、Apple TV 4Kなど複数製品の価格を引き上げました。新しいiPad miniも、旧モデルより100ドル(約1万6,000円)高い699ドル(約11万円)からです。









