
Echo Dotに加わる2つの機能
Amazonは新型Echo Dotを発表し、スマートホームハブとeeroのWi-Fiエクステンダーを内蔵しました。eeroの既存ネットワークに最大約93平方メートルのカバー範囲を追加できるとしています。価格は99.99ドル(約1万6,000円)です。
新型Dotは、Zigbee、Matter、Threadに対応し、照明や鍵、サーモスタットなどのスマートホーム機器を接続できます。Amazonは、対応機器が数千種類に及ぶと説明しています。
本体にはAmazon独自のAZ3チップとAIアクセラレーターを搭載し、音声処理を端末内で行います。マイクは従来の3基から4基に増え、AmazonはAlexa+との会話で音声を聞き取りやすくする機能として紹介しています。
Matter、Thread、Zigbeeの役割
Matterは、異なるメーカーのスマートホーム機器やプラットフォームが共通の方式で通信するための規格です。Wi-Fi、Ethernet、Threadなどのネットワーク上で動作するアプリケーション層にあたり、対応機器の相互運用を助けます。
Threadは、小型・低消費電力の機器をIPネットワークに接続する無線通信技術です。Matterとは役割が異なり、Threadが通信の基盤を担い、Matterが機器間でやり取りするメッセージの共通ルールを定めます。
Zigbeeもスマートホーム機器向けの無線通信規格です。MatterはZigbeeそのものを置き換える規格ではなく、Zigbee機器をMatterネットワークにつなぐブリッジ方式もあります。Echo Dotが3規格に対応することで、対応する機器をハブ経由で扱えます。
eeroネットワークを広げる仕組み
新型Dotのエクステンダー機能は、既存のeeroネットワークに範囲を加えるものです。Amazonは、電波の届きにくい場所を補う用途を示し、拡張できる範囲を最大約93平方メートルとしています。
eeroは複数のアクセスポイントでメッシュネットワークを作り、家の中で同じネットワーク名を使います。eeroの説明では、一般的な中継器のように別のネットワーク名へ切り替える必要がない構成です。
eeroはTrueMeshを使い、接続機器間の通信に適した経路を自動で選びます。また、デュアルバンドでデータの送受信を同時に行い、マルチホップ通信を支えます。 新型Dotはeeroネットワークの拡張ノードとして加わりますが、Amazonが示しているのは既存ネットワークへの追加です。
音質と子ども向けモデル
音響面では、フルレンジドライバーを採用し、Amazonは前世代より低音が50%増したとしています。Omnisenseも引き続き搭載し、室温や人の存在を検知して、照明やサーモスタットを自動で操作できます。
子ども向けのEcho Dotも用意され、通常モデルと同じ機能に加えて、Amazon Kids+の1年間利用が含まれます。子ども向けオーディオブック、広告なしの音楽、ポッドキャストなどが提供内容に含まれます。
新型Echo Dotはグラファイト、グレイシャーホワイト、アガベグリーン、コーラルピンクの4色で販売されます。子ども向けモデルはペンギンとタコのデザインです。










