
次世代iPad miniは、A20 Proチップや、横向きにした際に画面中央へ来る前面カメラ、新しいスピーカーシステムを搭載するとうわさされています。振動式スピーカーの採用も伝えられていますが、いずれも報道段階の情報です。
A20 Proや横向きカメラがうわさに
ASCII.jpは、米メディアMacRumorsが9月25日に報じた内容として、次世代iPad miniがA20 Proチップを搭載すると伝えました。MacRumorsのAaron Perris氏が、Appleのコード内から製品画像やアイコンなどのファイルを見つけたことが情報の根拠とされています。
前面カメラは、iPad miniを横向きに持ったときに画面中央へ来る配置になるとされています。ディスプレーのガラス上部には小さな溝があり、MacRumorsはスピーカー用の部分である可能性を伝えています。
この溝やアイコンは、新しいスピーカーシステムのうわさとも関連づけられています。ただし、MacRumorsは溝の用途を推測として扱っており、カメラの配置やチップを含め、Appleは製品仕様として発表していません。
振動式スピーカーは面を使って音を出す
振動式スピーカーでは、通常のスピーカーのように内部の振動板で空気を動かす代わりに、壁や床、テーブルなどの取り付け面を振動板として使います。HSS Japanは、取り付け面全体を振動させて音を出す仕組みを説明しています。
サウンドエキサイターは、モーターやボイスコイルなどを備え、電気信号を受けるとその周波数に応じて振動します。振動は接着リングやカップリングプレートなどを通じて取り付け面に伝わり、その面から音が出ます。
一般的なスピーカーとの大きな違いは、音を出す面を本体内部に限らず、設置先の素材にできる点です。HSS Japanによると、木製の机とガラスでは音質が変わるなど、取り付け面の材質によって音の聞こえ方も変化します。
素材や設置面が音に影響
サウンドエキサイターの音は、取り付け面の材質だけでなく、大きさや重さ、面の動きにも左右されます。ガラスと発泡スチロールでは音が異なり、用途に応じて取り付け面やエキサイターを選ぶ必要があります。
HSS Japanは、木製の机では柔らかな音、ショーウインドウのガラスでは硬く鋭い音になる例を挙げています。振動式スピーカーが採用された場合も、素材や構造によって音質は変わります。
MacRumorsは以前、Appleがガラスパネルや金属フレームなどを振動させる「サウンドエキサイター」を使う可能性を伝えていました。今回見つかったアイコンについても、BloombergのMark Gurman氏が以前伝えた耐水性能と振動式スピーカーの話を裏付けるようだとしています。
現行モデルとの違いはまだうわさの段階
現行のiPad mini(A17 Pro)は、前世代のA15 BionicからA17 Proへチップを更新しています。現行モデルの画面は8.3インチで、前世代と同じサイズ・解像度とされる一方、前面カメラは12メガピクセルの超広角カメラとなり、センターフレームに対応しています。
次世代モデルについては、画面が少し大きくなることや有機ELディスプレーを採用することも、別のうわさとして挙がっています。
発売時期についてMacRumorsは、見つかったファイルがAppleのコードに含まれていることから、近く発売される可能性が高いと見ています。











