
履歴書と職務経歴書関連書類が漏えい
ココナラが運営する「ココナラスキルマーケット」で不正アクセスがあり、履歴書449件と職務経歴書関連書類1,845件が外部に持ち出された形跡が確認されました。対象は、これらの書類を登録していた会員の一部です。
不正アクセスは2026年10月8日午前2時過ぎに検知され、同日午後1時ごろにも検知されました。午後3時ごろには、個人情報が持ち出された形跡を確認しました。
ココナラは同日午後3時44分に攻撃経路を遮断し、午後9時27分までに対象システムの脆弱性を修正しました。セキュリティ対策を講じたうえで、サービスの提供を続けています。
対象は登録書類、カード情報やパスワードは含まず
漏えいの対象は、履歴書と職務経歴書に関連する書類です。ココナラによると、クレジットカード情報や各種パスワードなど、それ以外の情報は今回の不正アクセスの対象ではありません。
ココナラは、不特定多数への情報公開や不正利用を公表時点で確認していないと説明しました。対象者を精査したうえで、該当する会員へ順次個別に連絡する方針です。
また、同社によると、エージェント事業を含む、対象のウェブサイト以外の運営サービス・サイトへの影響はありません。対象書類の登録者への個別連絡を進め、利用者向けの相談窓口も設けました。
会社は調査と関係機関への報告を進める
ココナラは所轄警察署への通報と、個人情報保護委員会など関係省庁への報告を行う方針を示しました。引き続き調査し、その結果を踏まえて再発防止策を講じるとしています。
個人情報保護法では、権利利益を害するおそれがある個人データの漏えいなどについて、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要です。不正の目的による漏えいも、報告・通知が必要な事態に含まれます。
個人情報保護委員会は、該当する事案を速やかに報告するよう案内しています。本人へ通知する際は、事案の概要や漏えいした個人データの項目、原因などを、状況に応じて分かりやすく伝えるとしています。
対象者への連絡と不審な連絡に注意
ココナラは、対象者へ順次個別に連絡する方針です。履歴書や職務経歴書を登録したことがある会員には、同社から案内が届きます。
同社は、不審なメールや連絡に注意するよう呼びかけています。身に覚えのない連絡に記載されたURLへのアクセスや、個人情報の入力を避けるよう案内しました。
ココナラは、本件に関してメール、SMS、電話でパスワードやクレジットカード情報などの認証情報そのものを尋ねることはないとしています。個別連絡を装って認証情報を求める連絡には応じないよう呼びかけています。








