ローソンは、ローソンIDとローソンアプリ予約への不正アクセスにより、個人情報が漏えいしたと発表しました。ローソンIDの対象は215万5,345件に上り、予約サービスは停止中で、10月中旬の再開を予定しています。
不正アクセスの発生日と対象情報
ローソンが10月7日に行った調査で、ローソンIDは9月12日から14日まで、ローソンアプリ予約は9月17日に不正アクセスを受けていたことが判明しました。
ローソンIDでは215万5,345件が対象となり、メールアドレスと氏名のほか、性別、電話番号、住所、メルマガ取得情報が漏えいしました。後者の情報は、プレゼント応募などで入力されていた場合に含まれます。
ローソンアプリ予約では26件の氏名、電話番号、クレジットカード番号の一部が漏えいしました。同社は、ローソンアプリに関連するシステムが不正に利用され、利用者本人に情報を表示するためのセキュリティ機構が不正アクセスを受けたと説明しています。
ローソンの対応と予約機能の予定
ローソンは不審なアクセス元をブロックし、ローソンアプリ予約の機能を停止しました。対象者には個別のメールを順次送り、ローソンアプリ上でも知らせています。
対象者への案内は「ローソン ID メール」から送信される予定です。ローソンは、登録先に届く不審なメール、SMS、電話に注意するよう呼びかけています。
ローソンは対象システムのセキュリティ対策と監視体制、インシデント対応体制を強化するとしています。ローソンアプリ予約は10月中旬の再開を予定しており、再開時に同社のウェブサイトなどで知らせる方針です。
不審な連絡で注意する点
警察庁によると、フィッシングは実在する企業やサービスを装ったメールやSMSで偽サイトへ誘導し、IDやパスワードなどを盗む手口です。盗まれた情報を使ってアカウントを乗っ取られたり、通販サイトで身に覚えのない買い物をされたりする場合があります。
警察庁は、メールやSMSに記載されたリンクを安易に開かず、事前に登録した公式サイトや公式アプリからアクセスするよう案内しています。送信元の名称やメールアドレスは偽装できるため、表示だけで連絡の真偽を判断することは困難です。
フィッシングサイトに普段使うIDやパスワードを入力した場合、警察庁は同じ認証情報を使うすべてのサービスで、速やかにパスワードを変更するよう呼びかけています。
漏えい後の状況と今後
ローソンは、現時点で本件に起因すると考えられる不正利用や二次被害は確認されていないとしています。同社は個人情報保護委員会へ報告済みで、関係機関にも連絡・報告したと説明しています。
ローソンによると、本件以外の不正アクセスやマルウェア感染は確認されていません。ローソンは、対象者への個別連絡とシステムの対策強化を進め、予約機能の再開時期をウェブサイトなどで案内する予定です。








