復刻鰊みがき弁当
出典: hkiosk.co.jp

函館駅で、駅弁「鰊みがき弁当」の発売60周年を記念した「復刻鰊みがき弁当」が期間限定で販売されています。発売当初の幕の内タイプを再現し、鰊甘露煮や数の子に加えて、ホタテやいかのゴロ焼きなどを詰めた商品です。価格は1,780円で、年末までの販売を予定していますが、予定数量に達すると終了します。

発売当初の幕の内タイプを記念商品に

「鰊みがき弁当」は1966年に販売を始め、2026年に発売60周年を迎えました。「復刻鰊みがき弁当」は、記念商品として2026年7月16日に発売されました。

発売当初の商品は幕の内タイプで、今回の復刻版もその構成を採用しています。掛け紙も当時のデザインを参考にアレンジされました。

販売場所はJR函館駅の「駅弁の函館みかど」です。通常の「鰊みがき弁当」の定番具材を残しながら、北海道や函館にゆかりのあるおかずを加えています。

鰊甘露煮と数の子に北海道の具材を追加

弁当の中心は、鰊甘露煮、味付け数の子、茎わかめの醤油煮です。大根味噌漬けも入り、これらは通常版にも使われている具材です。

復刻版には、ほたて煮、いかゴロ焼き、ザリージ、いももちバターが加わります。ザリージは醤油ベースの下味を付けた豚肉の揚げ物で、いももちはじゃがいもを使った具材です。

トラベル Watchは試食で、鰊には甘露煮の甘さと魚の味わいがあり、数の子は大ぶりなものが3つ入っていたと紹介しています。いかゴロ焼きは穏やかな味わいで、ほたて煮は貝柱だけでなくひもも付いています。

「身欠きニシン」を甘露煮にする食文化

「身欠きニシン」は、内臓を取り除いて干したニシンです。甘露煮は、身欠きニシンを醤油やみりんなどで甘く煮た加工食品です。

ソフトタイプの身欠きニシンを戻してから甘露煮にします。番茶などで下煮し、その後、砂糖、日本酒、醤油を加えて煮汁がほぼなくなるまで煮ます。

身欠きニシンは保存しやすく、甘露煮は年間を通して作られてきました。甘露煮はそのまま食べるほか、そばにのせる食べ方もあります。

価格と販売期間

価格は税込1,780円です。購入者には、青函連絡船が行き来していたころの函館駅舎を描いたオリジナルステッカーが贈られます。

販売は期間限定で、年末までの予定です。ただし、予定数量に達した場合は期間前に販売を終えることがあります。