
ChatGPTに、会話やファイル、アウトラインを基にプレゼンテーションを作る「Slides」が加わりました。作成したスライドはChatGPT上で編集でき、チームメンバーと同時に作業できます。利用対象はSpaceにアクセスできるPro、Business、Enterpriseプランのユーザーで、対象アカウントへの提供が順次進んでいます。
会話やファイルから編集可能なスライドを作成
ChatGPTのWorkでプレゼンテーションを依頼すると、会話や添付ファイルを基に編集可能な資料を作成し、Spaceで開けます。題材に加えて対象読者や盛り込む内容を伝えたり、既存の会話やファイルを使ったりできます。Spaceから作る場合は、空のスライドまたはテンプレートを選べます。
テンプレートはWorkの会話またはSpaceから利用でき、見本となるデッキを共有して、スタイルやレイアウトの参考にできます。チーム向けにテンプレートを作成し、チームのプラグインに含めて共有する方法もあります。
作成後は、テキスト、画像、図形、表、グラフをスライド上で直接編集できます。特定の要素を選んで修正を依頼したり、プロンプトバーからスライドの短縮、データに合わせたグラフの更新、レイアウト変更を頼んだりできます。
Spaceに資料と共同作業を集約
Spaceは、ページ、スライド、ファイル、共有中の作業をまとめ、ChatGPTや他の人と編集を続ける場所です。ChatGPT Slidesでは、会話やファイル、テンプレートからプレゼンを作り、同じデッキをチームやChatGPTと編集して、発表または書き出しできます。
Spaceには、文章や計画、チームのハンドブックなどを編集するページもあります。ページはChatGPTと共同編集でき、関連する子ページや共同作業者向けのコメントを持てます。また、ChatGPTと表や計算を作成・編集するスプレッドシート、作成したウェブサイトやツール、アップロードしたファイルもSpaceにまとめられます。
Spaceでは、話題やチームごとにページをまとめられます。ページを共有すると、共同作業者はそのページにアクセスできます。共有しても個人のチャットや保存したメモリは共有されず、ページに追加した内容は閲覧権限を持つ人に見えます。
リアルタイム編集とコメントに対応
プレゼンをチームメンバーに共有すると、編集権限を持つ人が同じデッキを同時に編集できます。コメントを共有して変更について話し合い、共同作業者にメンションすることもできます。
コメントだけを残す権限は、提供開始時点では用意されていません。編集を依頼する場合は、ChatGPTまたはdotにメンションして変更を頼めます。共有相手には閲覧のみ、または編集も可能な権限を設定できます。
Windowsのデスクトップアプリでは、必要なMXCコンポーネントがない環境で、ローカルAIによるスライドの作成・編集にPowerPoint形式のファイルを使います。Windows 10はこのコンポーネントに対応せず、Windows 11でも更新や組織側の設定が必要な場合があります。共同編集するSlidesは、クラウドモードまたはWeb版ChatGPTで利用できます。
発表や外部アプリでの編集にも対応
作成したプレゼンはChatGPTから直接発表できます。Web版ではPowerPoint、PDF、Google Slidesへ書き出せます。PowerPoint形式は編集の継続、PDFは閲覧用の共有、Google Slidesは同サービスでの作業に使えます。
デスクトップアプリでは、PowerPointまたはKeynoteがインストールされていれば、プレゼンをそれらのアプリで開けます。書き出したファイルは、利用前に内容と書式を確認するよう案内されています。
利用にはPro、Business、Enterpriseのいずれかに加え、Spaceへのアクセスが必要です。対象プランでもアカウントごとに提供時期が異なり、Slidesがまだ表示されない場合があります。利用を始めるには、Workでプレゼンテーションの作成を依頼するか、Spaceで「Create」から「Slide」を選びます。











