
ElevenLabsは、音楽生成サービス「ElevenMusic」で作った曲をSoundCloudへ直接公開できる連携を開始しました。SoundCloud Artist Proの利用者は、ElevenMusic Proを3カ月間無料で利用できます。投稿曲にはAI生成を示すラベルが付きます。
ElevenMusicからSoundCloudへ直接投稿
これまでは、ElevenLabsで生成した曲をいったん書き出し、SoundCloudへアップロードする必要がありました。今回の連携により、ElevenMusicからSoundCloudへ直接公開できます。
ElevenMusic Proでは、月に最大1,000曲を生成でき、ステム分離は500回まで利用できます。ステムとは、ボーカルやドラムなど、曲の音声をパートごとに分けたものです。
Artist Pro利用者は3カ月間無料で利用できます。ElevenLabsによると、同社のモデルを使ってこれまでに2,500万曲以上が作られました。
分離した音声は練習や編集に使える
ステム分離では、混ざった音源からボーカル、ドラム、ベースなどのパートを取り出します。Cubase 15では、既成曲をボーカル、ドラム、ベース、その他の4種類に分け、個別のトラックとして扱う手順があります。
分離したパートを単独で聴くと、全体のミックスに埋もれた演奏や細部を確認できます。ボーカルのハーモニーを聴いたり、ベースの音の切れ目を確かめたりできます。
分離した音声は、練習や分析に使えるほか、書き出して共有したり、デジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)に取り込んだりできます。ステムやカスタムミックスを書き出し、新しい制作に活用する方法もあります。
Cubase 15では、読み込んだ音源からテンポやコードを検出し、編集に利用する手順もあります。ステム分離の結果は音源の状態に左右され、テンポやコードの検出には手直しが必要な場合があります。
SoundCloudはAI曲の投稿にラベルを付ける
SoundCloudに直接公開した曲には、AI生成であることを示すラベルが付きます。MoisesではSoundCloudの曲を読み込んでステム分離やリミックスを行い、再投稿できます。
各サービスで扱いは異なります。DeezerはAI生成曲にラベルを付け、Flowやプレイリストから除外するとしています。
BandcampはAI生成曲を一律に禁止しています。SpotifyとYouTubeは、曲へのラベル表示を含む対応を取っています。
音楽配信で分かれるAIへの対応
Deezerは2025年9月、同サービスに毎日届く楽曲の28%超に当たる3万曲以上が、全面的にAI生成されたものだと公表しました。同社は2025年1月時点の割合を10%、同年4月の割合を18%としていました。
DeezerはAI生成曲をおすすめや編集者選定のプレイリストから除外する方針も示しています。2026年4月時点では、AI生成曲に自動でラベルを付け、Flowやプレイリストから除外するとしています.










