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発売日に届かない予約商品が相次ぐ

Switch 2版『ゼルダの伝説 時のオカリナ』は11月5日に発売されました。Amazonで予約した購入者の多くに発売日前夜、発売日を過ぎてから届くという通知が送られ、一部は11月11日や12日まで遅れる予定になりました。

発売日に遊ぶため、予約商品の到着を待っていた購入者にとって、配送日の変更は購入計画に直接影響します。Amazonは、商品の出荷時期を予測しているものの、調達に予期しない変更が生じる場合があると案内しました。

発売日の到着を見込んで予約しても、配送日が発売後に変更される事例が今回起きました。予約時に案内された到着予定と、実際の配送予定が異なる購入者が出ています。

パッケージ版の価格差と予約特典

今回の予約先としてAmazonが選ばれた理由の一つに、パッケージ版の価格があります。パッケージ版はダウンロード版より10ドル(約1,600円)高く設定されていましたが、Amazonはパッケージ版をダウンロード版と同じ60ドル(約9,500円)で販売していました。

GameStopでのパッケージ版価格は70ドル(約1万1,000円)とされ、Amazonでは10ドル(約1,600円)安く購入できる条件でした。さらに、予約分には箔押しの特別カバーが付くものもあり、価格と特典の両方が予約先を選ぶ材料になっていました。

一方、発売日に手元へ届くことを期待していた購入者には、配送遅延が価格面の利点を損なう結果となりました。発売当日の購入を重視する場合、オンライン予約では配送予定が変更される可能性も考慮する必要があります。

任天堂とAmazonの過去の取引停止

任天堂とAmazonの関係には、過去に販売が止まった時期があります。元任天堂オブアメリカ社長のレジー・フィサメィ氏は、ニンテンドーDSの時代にAmazonが他の小売業者との関係を損なうような優遇を求めたと説明し、任天堂はAmazonへの販売を停止したと語りました。

フィサメィ氏によると、Amazonはウォルマートより安く販売するための「非常識な額」の金銭的支援を求めたといいます。同氏は、その要請に応じることは違法だと判断し、販売停止の理由の一つになったと述べました。

2025年には、米国のAmazonで任天堂製品の掲載が消え、独立系の出品者が販売する商品だけが残る状況が報じられました。任天堂製品を直接販売できない状態は、Amazonが同年のSwitch 2発売時に米国で本体を扱えないことにもつながりました。

米国での販売先と今回の遅延

Switch 2の米国発売時には、ウォルマート、ターゲット、ベスト・バイ、GameStopが店舗で本体を販売しました。一方、Amazonは米国でSwitch 2を販売しておらず、カナダ、日本、英国などでは取り扱っていました。

その後、任天堂の『ドンキーコング バナンザ』の予約商品がAmazonに「Amazonが販売」として掲載され、両社の直接取引が再開した様子が見られました。ただし、当時の米国ではSwitch 2本体の掲載はなく、任天堂の取扱店一覧にもAmazonは含まれていませんでした。

今回の『時のオカリナ』の予約商品は、Amazonで発売日当日の配送に間に合わない購入者が出ました。任天堂製品の販売をめぐる過去の経緯と、今回の配送遅延は別の出来事ですが、Amazonで購入する際の販売条件や到着予定は、商品ごとに異なっています。