Googleは、Google Flightsの5年分の集計データを基に、米国内線は出発39日前、国際線は89日前に平均価格が最も低くなる傾向を公表しました。予約曜日による価格差は小さく、旅行日や乗り継ぎの有無のほうが節約につながるとしています。
出発までの日数で変わる最安値の傾向
米国内線の最安値は出発39日前に現れ、低価格帯は22〜57日前です。国際線は89日前が目安ですが、50〜133日前の価格差は小さいため、Googleは海外旅行では早めの予約を勧めています。
旅行時期別では、感謝祭の航空券は34日前、クリスマスは56日前、3〜4月の春休みは50日前、7〜8月の夏休みは21日前が最安値の目安です。欧州行きは90日前、メキシコまたはカリブ海行きは43日前が最安とされ、欧州行きの低価格帯は出発49日前以降に広がります。
Google Flightsや検索のAIモードでは、目的地と日程が決まっている場合、現在の運賃が過去の傾向と比べて低い水準か、出発までに上がるか下がるかを確認できます。これらの目安は過去の平均に基づく傾向で、個別の便が特定の日に最安になることを保証するものではありません。
予約曜日より旅行日の選び方が重要
Googleの分析では、予約に最も安い曜日は水曜日でしたが、最も高い日曜日との差は約1.4%です。500ドルの航空券では約7ドルの差で、「火曜日に予約すれば最安」という考え方だけでは節約額が限られます。
一方、月曜日に出発し、火曜または水曜に戻る旅程は、週末に旅行する場合より約14%安くなる傾向があります。米国内線では、日曜に出発・帰着する場合と比べて節約額が最大20%に達します。直行便は乗り継ぎ便より平均約20%高いという分析もあり、日程や経路を調整できる場合は、予約日を選ぶより価格差が大きくなる可能性があります。
航空券の価格が出発までの日数で動く背景には、需要や座席の残り方に応じて価格を変える仕組みがあります。JTB総合研究所は、需要と供給に合わせて価格を変動させる方式を「ダイナミックプライシング」と説明しています。Stripeの解説によると、航空会社は残席数、販売の進み方、出発までの期間などを基に運賃を調整します。
Expediaの分析では予約曜日の結論が異なる
Expediaの2025年版「Air Hacks Report」は、米国発の航空券では日曜日の予約が金曜日より最大22%安いとしています。カナダ発の分析でも、日曜日は金曜日より最大10%安いと報告されています。
Googleの発表は5年分のGoogle Flights集計データに基づき、Expediaの数字は同社の2025年版分析によるものです。対象や集計方法が異なるため、曜日別の数値を単純に比較して普遍的なルールとはみなせません。











