So-netなど258万5,481件の情報漏えい、メール用パスワード5万4,401件も対象
出典: support.so-net.ne.jp

ソニーネットワークコミュニケーションズの会員データベースへの不正アクセスで、So-netとplala(Sコース)の会員情報計258万5,481件が漏えいしました。一部のメールサービスでは、メールアドレスとメールアドレスパスワード計5万4,401件も対象です。会員情報に付随するパスワードは漏れていませんが、メールアドレスパスワードが漏れた利用者は再設定が必要です。

So-netとplalaの現会員・元会員が対象

漏えいした会員情報は、So-netが214万1,986件、plala(Sコース)が44万3,495件です。So-netの内訳は現会員186万9,771件と、2026年3月以降に退会した元会員27万2,215件です。

plala(Sコース)は現会員42万2,365件と、2026年3月以降に退会した元会員2万1,130件が対象です。両サービスとも、氏名、電話番号、メールアドレス、ユーザーID、生年月日、性別、インターネット接続用IDが含まれます。

So-netでは、退会後も最終月の利用料金の請求や問い合わせ対応のため、情報を一定期間保持しています。今回対象となった元会員は、2026年3月以降に退会した人です。

4つのメールサービスでパスワード漏えい

メールアドレスとメールアドレスパスワードが漏えいしたのは、メールサービス(G)2万4,655件、A-Box(追加メールボックス)1万7,672件、ソネット VAIO メール7,005件、PostPet メールアカウントサービス5,069件です。合計は5万4,401件です。

ソニーネットワークコミュニケーションズは10月27日に対象サービスのメールアドレスパスワードを初期化しました。該当する利用者は、So-netのマイページからパスワードを再設定する必要があります。

So-netは、メールアドレスとそのパスワードが漏れると、第三者がメールソフトやSo-net Webメールを使ってメールを閲覧したり、送受信したりできる状態になり得ると説明しています。変更後は、メールソフトに保存したパスワードも更新が必要です。

接続用IDとメール用パスワードは別の情報

今回漏えいした項目にはインターネット接続用IDが含まれます。So-netでは、ユーザーIDをマイページへのログインに、接続用IDをインターネット接続時の設定に使います。

接続用IDは、ブロードバンドルーターやモデムなどで行う接続設定に使われます。接続用IDと接続用パスワードは別々の情報で、PPPoE設定に用いられます。

So-netは、会員情報に付随するパスワードの漏えいはなかったとしています。漏えいが確認されたのは、指定された4サービスのメールアドレスパスワードです。So-netは、マイページのログイン用パスワードや接続用パスワード、基本メールボックスのメールアドレスパスワードは今回の漏えい対象ではないとしています。

不正アクセスの確認後に取った措置と利用者への案内

不正アクセスは10月19日に発生し、ソニーネットワークコミュニケーションズは10月23日に確認しました。同社は対象サーバーを停止し、アクセス元からの通信を遮断しました。10月24日の調査で情報漏えいを把握しています。

同社は個人情報保護委員会へ報告し、原因と影響範囲の詳細を調査しています。10月27日時点では、本件に起因する二次被害は確認されていません。

ソニーネットワークコミュニケーションズは、漏えいした情報を悪用した不審なメール、SMS、電話などに注意を呼びかけています。不審な連絡に応答せず、記載されたリンクや添付ファイルを開かないよう案内しています。