
お名前.com デスクトップクラウドで第三者による不正アクセスがあり、一部のサーバー環境に不正なプログラムが設置されました。影響の可能性があるサーバーは2万6,739件で、全プランが停止しています。保存情報が閲覧された可能性もあり、お名前.comは利用者に認証情報の変更を求めています。
最大2万6,739件のサーバーが影響対象に
不正なプログラムの設置を確認したのは2026年10月20日です。影響の可能性があるサーバー数は2万6,739件です。
サーバー内に保管されている情報が閲覧された可能性があります。お名前.comは、現時点で顧客の個人情報漏えいや閲覧情報の悪用を確認していないと発表しています。
調査は継続中で、お名前.comは詳細が判明した段階で知らせる方針です。
全プランを停止、再開時期は未定
サービスは2026年10月21日午前4時から順次停止され、対象はデスクトップクラウドの全プランです。停止中は利用できません。
再開時期は確定次第案内されます。お名前.comは、被害拡大を防ぐための措置としてサービス停止を告知しています。
VPSは、1台の物理サーバー上に仮想的なサーバー環境を設ける方式です。仮想マシンはそれぞれ独立して動作し、CPUやメモリー、ストレージの割り当てを持ちます。
VPSの環境分離と今回の影響
共有ホスティングでは複数の利用者が同じサーバー環境を使います。CloudLinuxは、CPUやメモリー、入出力の上限に繰り返し達する利用者を、VPSへの移行候補として挙げています。
管理型VPSでは、ホスティングアカウントごと、さらにアカウント内のサイトごとにリソースを分離します。あるサイトの負荷が上がっても、同じアカウント内の他サイトに影響しない仕組みです。
VPSの仮想マシン間にも境界があり、それぞれの環境を独立させる設計です。今回は一部の顧客サーバー環境に不正プログラムが置かれたため、サービス全体を停止し、個々のサーバーを調査しています。
認証情報の変更と不審な連絡への注意
サーバー内にIDやパスワードなどの認証情報を保存または利用していた場合、お名前.comは速やかな変更を求めています。同じパスワードを別サービスでも使っている場合は、そちらも変更するよう案内しています。
お名前.comは、今回の件に便乗したフィッシングメールや不審な連絡に注意するよう呼びかけています。また、メールや電話でパスワードやクレジットカード情報を尋ねることはないとしています。
お名前.comは、クレジットカード情報を含む決済情報を保持していないと発表しています。










