
10月29日からメニュー価格を改定
サイゼリヤは10月29日からメニュー価格を改定します。全体の平均改定率は6%で、看板メニューの一つ「ミラノ風ドリア」は税込300円から320円になります。
税込400円のメニューは420〜430円に改定されます。レジャー施設周辺や都市部の一部店舗、計24店舗では、平均改定率が10%です。
フレッシュワイン、ランチ、モーニング限定メニューは価格を据え置きます。
ミラノ風ドリアの価格と歩み
ミラノ風ドリアは1983年に誕生しました。従業員のまかないとして、ご飯にミートソースとホワイトソースをかけて食べていた料理を、店舗で提供するようになったものです。
1999年には、税込480円だった価格を290円に引き下げました。サイゼリヤは、より多くの客に喜んでもらうための決断だったと説明しています。
税込300円から320円への改定後も、ミラノ風ドリアは同社の看板メニューの一つです。料理名はイタリア語の「ミラネーゼ(ミラノ風)」に由来し、サイゼリヤ独自の料理として名付けられました。
自社工場と価格維持の仕組み
サイゼリヤは、良質な原料を新鮮な状態で加工し、安定して供給するため、国内に5工場、海外に2工場を持っています。工場の設置は1997年の吉川工場から始まり、国内外に生産拠点を広げてきました。
2001年には神奈川工場と福島精米工場を建設し、2003年にはオーストラリア工場が稼働しました。西日本の配送拠点となる兵庫工場も同年に完成しています。
自社工場による製造直販を通じ、サイゼリヤは品質と価格の両立を追求しています。ミラノ風ドリアでは、オーストラリアの工場でホワイトソースやミートソースを生産し、福島の工場でドリアに合わせた米を精米・炊飯する取り組みも続けてきました。
原材料やエネルギーのコスト上昇
今回の価格改定について、サイゼリヤは原材料価格やエネルギーなどのコスト上昇が続いていると説明しています。価格を維持する取り組みを進めてきましたが、食材不足や原価上昇を吸収できない状況が生じたとしています。
同社は、商品の品質を維持し、安定して提供するために改定を決めました。今後も気軽に食事を楽しめることを大切にしながら、より多くの客に食卓を届ける方針を示しています。









