Hand using a stylus to draw on a tablet showing a colorful illustration of a person walking among abstract flowers and shapes.
出典: affinity.studio

Affinityの新しいデザインアプリ「Affinity」は、iPad版を11月に提供する予定です。写真編集、ベクターデザイン、ページレイアウトを1つのアプリにまとめた製品で、iPad版の登場により利用できる端末が広がります。

Affinityは無料のデスクトップアプリとして提供中です

Affinityは現在、macOSとWindows向けに提供されています。Pixel、Vector、Layoutの各スタジオを備え、写真編集、ベクター画像の制作、レイアウト作成に対応します。

全機能の利用には無料のCanvaアカウントが必要です。Canvaの有料プランに加入すると、Canva AI Studioを通じて生成塗りつぶしや画像・ベクター生成などのAI機能を利用できます。

新アプリには、画像のベクター化に使うImage Trace、ePub対応、メッシュグラデーション、ハッチ塗り、ライブグリッチフィルターなどが含まれます。パネルを並べ替え、用途に合わせたスタジオを構成する機能もあります。

iPad版の提供時期は11月

Affinityはメールで、iPad版を11月に提供すると案内しました。公式サイトではiPad版を「近日公開」としており、製品のダウンロード案内にもiPad向けの提供予定が記載されています。

デスクトップ版は無料アップデートで新機能や改善を受け取れます。

旧iPad版Affinity Photo 2との違い

既存のAffinity Photo 2 for iPadは、RAW画像の非破壊編集や、レイヤー、マスク、調整、フィルターを使った編集に対応しています。Apple Pencilの筆圧や傾き、ジェスチャー操作にも対応します。

Photo 2 for iPadでは、PhotoshopのPSD・PSBファイルを開いて編集・保存できます。PNG、TIFF、JPEG、SVG、EPS、EXR、HDR、PDFなどの形式も扱えます。

新旧アプリ間のファイル互換性

新しいAffinityのデスクトップ版は、Affinity V1・V2で作成したファイルを開けます。一方、V1・V2のアプリは新しいAffinityで保存した「.af」ファイルを開けません。

そのため、デスクトップで新しいAffinityを使い、外出先では旧V2のiPad版を使う連携はできません。新しいiPad版が登場するまでは、旧V2を新しいデスクトップ版と別に使う形になります。

新しいAffinityのダウンロードとライセンス認証には、Canvaアカウントでのオンライン接続が必要です。認証後の通常利用にはインターネット接続は不要ですが、AI機能など一部の機能ではオンライン接続を使います。