
Airbnbのブライアン・チェスキーCEOは、招待制のホスト向け会合で、高級宿泊事業「Luxe」を再び拡大する考えを示しました。会合に出席した物件管理者2人がSkiftに伝えた内容です。実現すれば、2020年に縮小した事業の再始動となります。2019年の開始時には、物件審査や旅行中の手配を担う担当者を置いていました。
AirbnbがLuxeの再構築を計画
Skiftによると、チェスキーCEOは先月開かれた同社2回目のホスト向け年次会合で、高級宿泊施設への取り組みを再開する意向を示しました。出席した物件管理者の1人は、Luxeを再構築して事業を拡大する考えだと説明しています。
Luxeは2019年6月に始まりました。Skiftは、パンデミックの影響で2020年に打ち切られたと報じています。
2019年は物件審査と旅行手配を提供
2019年の開始時、Airbnb Luxeには世界各地の高級物件が2,000軒以上掲載されました。Business Insiderによると、Airbnbはデザインと機能性を評価する300項目の審査を行い、設計の専門家による再評価と現地訪問を経て掲載を決めていました。
Business Timesも、掲載希望者が申し込み、社内チームが物件を審査すると伝えています。確認項目には建築やデザイン、リネンの品質、シャワーの水圧などが含まれていました。Luxeでは、一般の掲載物件とは異なり、物件ごとに審査を行っていました。
予約には旅行設計担当者(Trip Designer)が付き、子どもの世話や専属シェフ、マッサージなどを追加料金なしで手配できました。Business Timesによると、担当者はチェックインの手配や現地体験の調整も行い、20人のチームが24時間対応していました。
高級レンタル各社との違い
LuxGetawayは2026年の比較で、Airbnb Luxeは約2,000軒を扱い、300項目の審査と専任の旅行設計担当者を備えたデザイン重視のサービスと評価しています。同社は、Onefinestayの運営はより一貫している一方、Airbnb Luxeには外観や設計に特徴のある物件があり、主要観光地以外では価格面で有利な場合があるとしています。
同じ比較でLuxGetawayは、Onefinestayが予約前のコンシェルジュサービスを提供する一方、Airbnb Luxeではホストがサービスを担うため、物件によって差が出ると説明しています。これはLuxGetawayによる2026年時点の比較で、2019年にBusiness InsiderとBusiness Timesが伝えた「旅行設計担当者付き」という開始時の内容とは、時期の異なる評価です。
競合サービスを運営するERentals Exclusiveは、LuxeがAirbnbの一般マーケットプレイス内で標準の決済やサポートの仕組みを使い、旅行者向け手数料が宿泊料金に加わると説明しています。同社は旅行設計担当者の役割を予約調整と評価し、VRBOのPremier Hostは物件そのものではなく、予約実績などに基づいてホストを認定する制度だと区別しています。
再始動で注目される運営内容
2019年のLuxeでは、物件を審査して掲載する仕組みと、旅行設計担当者による滞在中の手配が組み合わされていました。2026年の比較資料では、掲載物件の選定やコンシェルジュの関わり方が、Onefinestayなどとの違いとして取り上げられています。
再構築の具体像を見極める際には、物件の審査基準、旅行設計担当者が担う範囲、予約後のサポートの仕組みが、再始動後にどう定められるかが比較の軸になります。これらは、2019年のLuxeの運営内容と、2026年の各社比較で挙げられた違いに沿った観点です。











