
Alexaを冠したタブレットと「Neo」
AmazonのPanos Panay上級副社長は、Alexaを前面に出した新しいタブレットシリーズに続き、Alexaブランドの製品や新たなデザイン言語について、月末に詳しく話すと予告しました。タブレットのソフトウェア体験を形づくるデザイン言語は「Neo」と呼ばれています。
新シリーズは、従来のFireタブレットファミリーに代わる製品として発表されました。Panay氏は、AmazonのハードウェアでAlexaの名称をブランドに使う例が今回初めてだと認め、今後の製品にも広がるかという質問には「そうなるとは限らないが、まだ見たことがないものもある」と含みを持たせました。
「Neo」は、Amazon Devices & Servicesのデザインを率いるRalf Groene氏が開発している名称です。Panay氏は、情報をどのように整理し、利用者の状況に応じて届け、後から戻れるようにするかという構造だと説明しましたが、画面の見た目や具体的な機能には踏み込みませんでした。
複数のAlexa体験をつなぐ構想
Panay氏は、AIエージェントやアプリが増えると、利用者が答えを得た場所を思い出しにくくなると説明しました。異なるアプリで調べた情報を見失わないよう、製品間のつながりを簡単にする枠組みを用意していると述べています。
Engadgetは、この発言をAlexaを軸にした複数端末の連携構想と受け止めています。実例として同媒体が挙げたのは、別の部屋のテレビでPrime Videoの続きを再生する機能と、Echo Showで始めた会話を新しいAlexaタブレットで続ける使い方です。
AmazonのAlexa for Shoppingでは、ログイン中のプロフィールに応じて会話の文脈を保ち、Amazonのウェブサイトやアプリ、Echo端末、Alexaアプリ、Fireタブレット、Fire TVなどで会話を引き継げると説明されています。買い物向けの機能で、Amazonストア内のすべてのAlexa機能が使えるわけではありません。たとえばタイマー設定や照明操作では、別のAlexa体験へ案内されることがあります。
「About You」が扱う情報と利用者の操作
Amazonの「About You」は、買い物のおすすめに使う個人情報を確認・編集する機能です。Amazonによると、購入履歴、検索、リストに保存した商品、投稿したレビュー、Alexa for Shoppingとの会話がパーソナライズに使われます。
Amazonは、利用者がAlexaとの会話で話した好みや、リストに加えた品物などをもとに、関連する商品を提案する例を紹介しています。買い物の好みが変わった場合は、About Youで情報を更新したり、使ってほしくない情報を削除したりできます。Alexa for Shoppingに「私について何を知っていますか」と尋ねる方法も案内されています。
Amazonによれば、Alexa for Shoppingとの会話を含むAlexaのやり取りは、Alexa履歴の確認ページで確認・管理できます。Malwarebytesは、購入品が贈り物や他人のための調査かもしれず、買い物履歴からの推測が本人の正確な説明とは限らないと指摘しています。同社は、情報を削除したときの扱いや、同様の推測を再び行わない設定についても疑問を示しました。
月末に予定される追加説明
Panay氏は月末に再び説明し、EchoブランドとNeoについてさらに話すとしています。











