
Messages APIとToken Counting APIの上限を4倍に
AnthropicはClaude APIのMessages APIとToken Counting APIで、1リクエストあたりの最大サイズを32MBから128MBに引き上げました。この変更はAnthropicが直接提供するClaude APIに適用されます。
これまでは、長時間のComputer Useセッションや大容量のPDFなど、画像を多く含むリクエストが、モデルのコンテキストウィンドウに余裕があっても32MBの上限に達することがありました。上限の引き上げにより、こうしたリクエストで送信できるデータ量が増えます。
20枚を超える画像を含むリクエストでは、1枚あたりの画像サイズ上限も2,000ピクセルから3,000ピクセルに引き上げられました。この条件は、画像が20枚以下のリクエストには適用されません。
リクエストサイズとコンテキストウィンドウの違い
リクエストサイズは、APIに一度に送るデータ容量をバイト単位で制限します。一方、コンテキストウィンドウはモデルが扱えるトークン数の上限です。
128MBへの拡大は、モデルのコンテキストウィンドウを広げる変更ではありません。リクエストのデータ容量が上限内でも、選択したモデルのトークン上限を超える場合があります。
大きな画像やPDFを送れる容量が増えても、モデルが処理できるトークン数の範囲は変わりません。リクエスト容量とトークン数は別々の制限です。
クラウド経由では上限が異なる
128MBの上限は、Anthropicが直接提供するAPIに適用されます。Amazon Bedrock経由の上限は20MBです。
Google CloudのGoogle管理モデル経由では30MB、Anthropic管理のGoogle Cloudでは32MBが上限です。Anthropic管理のAWS基盤であるClaude Platform on AWSとMicrosoft Foundryも、Messages APIとToken Counting APIの上限は32MBです。
接続先のサービスによって、Claudeに1リクエストで送れる容量は異なります。複数のクラウド環境で同じアプリケーションを使う場合は、送信先ごとに上限が変わります。
他のAPIとサイズ超過時の扱い
Anthropicが直接提供するAPIでは、Message Batches APIの上限は256MB、Files APIの上限は500MBです。Sessions、Agents、Environmentsの各APIは32MBです。
Messages APIとToken Counting APIでは、上限を超えたリクエストにHTTP 413のエラーが返されます。











