HHKB Professional Elite 生誕30周年記念モデル
出典: pfu.ricoh.com

HHKBの生誕30周年を記念し、PFUが限定モデル「HHKB Professional Elite」を発表しました。筐体には一塊のアルミニウムから削り出した素材を採用し、国内250台、中国50台の計300台を受注生産します。税込価格は33万円で、先行販売の抽選申し込みは10月28日までです。

アルミ筐体と専用構造を採用

本体の筐体はアルミニウムの塊から削り出し、ブラスト加工の後、アルマイト染色で仕上げています。底面には製品ロゴと、1台ごとに異なるリミテッド番号をレーザー刻印します。

キースイッチは、静電容量無接点方式の静音モデル「Type-S」です。キーの押下圧は45g、ストロークは3.8mmで、配列は英語配列のみです。キートップは「墨」「白」「雪」の3色から選べ、刻印ありと無刻印を用意します。

静電容量無接点方式は、キーを押したときの静電容量の変化を捉えて入力を検知します。底まで押し切らなくても入力でき、物理的な接点が摩耗しない構造です。Type-Sはキー内部の構造を見直したモデルで、従来モデルより打鍵音を30%低減したとPFUは説明しています。にも、方式ごとの入力検知の違いがあります。

Classic Type-Sとの違い

既存のProfessional Classic Type-Sは、チャコールの筐体にABS、白の筐体にAESを採用しています。Professional Eliteの筐体はアルミニウム削り出しです。

Eliteの重量はケーブルを除いて970gです。Classic Type-Sの重量は530gで、記載値を比べるとEliteのほうが440g重くなります。

両モデルともUSB Type-Cによる有線接続で、キーの押下圧は45g、ストロークは3.8mmです。Eliteは新設計のレッグパーツと取り付け向きの組み合わせにより、角度を4段階に調整できます。付属の六角レンチでレッグパーツを取り付けます。

抽選販売と一般販売の日程

先行オーダー権の抽選申し込みは10月22日から28日23時59分まで受け付けます。当選者は11月5日以降に発表予定で、購入期間は12月1日から6日です。

一般販売は12月7日11時に始まり、先着順で受け付けます。注文受付は予定台数に達した時点、または2027年6月30日のいずれか早い時点で終了します。

先行販売分は2027年3月頃から順次出荷し、一般販売分は注文から約4~5カ月後に届く予定です。受注生産のため、注文後のキャンセルと、購入者都合による納品後の返品は受け付けません。

30周年モデルとしての位置付け

HHKBは1996年に初代モデルを発売し、2026年に生誕30周年を迎えました。Eliteの名称は、静電容量無接点方式を初めて採用した2003年発売の「HHKB Professional」の開発コードネームに由来します。

PFUは2006年の10周年記念モデル「HHKB Professional HG」を礎に、現在の技術を取り入れてEliteを開発しました。デザインはクリエイティブユニット「TENT」と協創しています。

12月1日に開かれるファン交流イベント「HHKBユーザーミートアップ Vol.10」では、Eliteの実機を展示する予定です。イベントは18時30分から21時まで、東京都港区のコクヨ「THE CAMPUS HALL CORE」で開催されます。