
Speakは、英語またはスペイン語を学ぶ利用者向けに、AIチューターと音声で会話する「AI Tutor Calls」の提供を始めました。1回8〜10分の練習で、会話のテーマを選び、質問やフィードバックを受けられます。全機能の利用にはPremium Plusが必要で、Premium会員は1回試用できます。
AIチューターとの短時間の会話練習
AI Tutor Callsでは、利用者が自分のペースで話し、質問し、進捗へのフィードバックを受けられます。仕事上の会話や旅行の準備など、練習したい場面に合わせて会話の方向を選べます。
AIチューターは以前の会話内容を記憶し、次回以降に会話を続けられる設計です。また、繰り返し現れる間違いに注意を向け、練習で取り組む点を見つけやすくします。
利用者は一定のペースを求められず、自分の速度でやり取りできます。Speakの共同創業者兼CTO、アンドリュー・シュー氏は、法人向けに人気があった個別の語学チューター通話をもとに開発したと説明しています。
Speakの音声会話機能と学習エンジン
Speakは以前から、OpenAIのRealtime APIを使った「Live Roleplays」を開発してきました。Speakによると、音声を文字起こししてテキストモデルに渡し、回答を合成音声にする方式では遅延や誤りが生じていました。
Realtime APIとGPT-4oを組み合わせたLive Roleplaysでは、音声を直接入力・出力し、発話のトーンや発音、抑揚への対応も目指しています。Speakの学習エンジンは、会話中の習熟度に応じて語彙や文型を調整し、練習の目標やヒントも提供します。
Speakは当時の音声モデルについて、指示への対応や、発音指導など語学学習に特化したフィードバックには限界があると述べています。
Duolingoの会話練習との違い
DuolingoのVideo Callでは、学習者がAIキャラクターのLilyと会話します。話す速さを落とすよう頼んだり、発言を繰り返してもらったりでき、間違いによる減点はありません。
Duolingo MaxのVideo Callはコース上の特定の地点などから利用し、会話時間は学習段階に応じて約1分から最長3分です。SpeakのAI Tutor Callsは8〜10分の通話を、仕事や旅行など希望する場面に合わせて行う設計です。
利用条件も異なります。AI Tutor Callsの全機能はSpeakのPremium Plus向けで、Premiumでは1回試用できます。DuolingoのVideo CallはDuolingo Maxの機能で、利用可能な言語は学習する言語やiOS・Androidによって異なります。
料金と提供対象
SpeakのAI Tutor Callsは、英語とスペイン語の学習者向けに提供が始まりました。Speakは今後、同アプリが対応するすべての言語へ広げる考えを示しています。
SpeakのPremiumは月額18ドル(約2,800円)または年額84ドル(約1万3,000円)、Premium Plusは月額40ドル(約6,300円)または年額165ドル(約2万6,000円)です。AI Tutor Callsを十分に利用するにはPremium Plusが必要で、Premium会員は1回試用できます。
Duolingo MaxではVideo Callに加えてRoleplayも提供され、利用できる機能と言語はコースや端末によって分かれています。











