NICHOLAS VISUAL
出典: trigun-anime.com

『TRIGUN MANUSCRIPT』を今冬刊行

『トライガン』シリーズの新作小説『TRIGUN MANUSCRIPT』が今冬刊行されます。シリーズの原作者・内藤泰弘氏と、アニメ『TRIGUN STAMPEDE』の脚本を担当したオキシ氏が共同執筆します。

小説の舞台は、『TRIGUN STAMPEDE』と『TRIGUN STARGAZE』のアニメ世界です。

『TRIGUN STARGAZE』は2026年1月10日にテレビ東京系列で放送を開始し、Crunchyrollが放送に合わせて配信しました。『TRIGUN MANUSCRIPT』は、この2作の世界を舞台にする小説です。

『STAMPEDE』から『STARGAZE』へ続く世界

『TRIGUN STARGAZE』は、『TRIGUN STAMPEDE』から2年半後を舞台にする「最終章」として告知されていました。『STAMPEDE』は2023年1月に日本で放送を始めました。

漫画『トライガン』は内藤氏の作品で、1995年から1997年まで月刊少年キャプテンで連載されました。その後、『トライガン・マキシマム』としてヤングキングアワーズで連載が再開され、2007年まで続きました。

テレビアニメは1998年に全26話が放送され、2010年にはアニメ映画『トライガン Badlands Rumble』が公開されました。今回の小説は、漫画や1998年版ではなく、2023年以降のアニメ2作を舞台にする新作です。

原作や1998年版と異なる再構成

『TRIGUN STAMPEDE』は、原作漫画や1998年版アニメで描かれた物語、人物、出来事を独自に語り直すリブート作品です。物語の時期も、それまでのシリーズ作品より前に設定されています。

1998年版の制作時には漫画が完結しておらず、アニメは当時の連載内容をもとに独自の展開を加えました。そのため、漫画と1998年版では、人物や出来事、明かされる設定が異なります。

『STAMPEDE』では、主要な出来事の順序や状況も組み替えられています。たとえば、ヴァッシュが左腕を失う経緯は、1998年版ではナイヴズに撃たれ、漫画では切断されます。一方、『STAMPEDE』では左腕に現れたブラックホールからヴァッシュを救うため、左腕が切断されます。また、ジュライの惨事は、1998年版と漫画では過去の出来事として扱われますが、『STAMPEDE』ではメリルやウルフウッドがヴァッシュと関わった後に描かれます。

プラントが支えるノーマンズランド

『TRIGUN STAMPEDE』の舞台は、砂漠が広がる惑星ノーマンズランドです。人類は過酷な環境の中で暮らし、プラントと呼ばれる装置が各集落の水やエネルギーを支えています。

プラントは人類の生存に欠かせない大型装置です。『STAMPEDE』では、集落がプラントを失い、ジェネオラ・ロックの破壊やウィンドミル村の衰退につながる様子が描かれます。

物語には、プラントは人間のものではなく自分たちのものだと主張するナイヴズが登場します。彼が各地のプラントを奪うことで、装置に依存する集落に混乱や破壊がもたらされます。『TRIGUN MANUSCRIPT』はこの世界を舞台にし、こうした環境や設定を背景に描かれます。