
10月23日に4カ国で劇場公開
スティーブン・チョウ監督の映画『カンフー・サッカー』が、2026年10月23日に米国、カナダ、英国、アイルランドの映画館で公開されます。同作は中国の2026年夏興行で首位となり、アジア太平洋地域に続いて北米と英国・アイルランドで公開されます。
公開はシンガポールを拠点とする配給会社Encore Filmsが手掛けます。同社は6月、チョウの制作会社The Star Overseasから中国本土以外での世界配給権を取得していました。
オリジナル言語版に加え、英語吹き替え版も上映されます。英語版にはチョウ、ジミー・O・ヤン、MC Jinが声の出演者として参加し、広東語吹き替え版も完成しています。
中国の夏興行で約3億4,440万ドル
『カンフー・サッカー』は、中国の夏季映画興行期間にあたる6月1日から8月31日までに、約3億4,440万ドル(23億1,500万元)の興行収入を記録しました。この期間の中国映画興行で作品別の首位となりました。
中国国家電影局とMaoyan Research Instituteの集計では、同期間の中国全体の映画興行収入は18億6,000万ドル(124億9,800万元)で、前年同期から4.45%増加しました。
作品は、ワールドカップ開催年の夏に合わせて中国国内で公開されました。チョウにとっては、2019年の『新喜劇之王』以来となる監督作です。
女性サッカーチームが主人公
本作は、2001年公開の『少林サッカー』から着想を得たスピンオフです。以前は『少林女子足球』の題で告知されており、格闘技と寄せ集めのチームを組み合わせた前作の設定を、女性チームを軸に組み直しています。
チャン・シャオフェイは峨眉女子サッカーチームの主将を演じます。ディリラバがチームのストライカー、レイ・チャンが選手たちにカンフーを教える役を務めます。
チームは「至高無敵杯」に出場し、周囲の疑念を覆そうとします。武術とサッカーの技を組み合わせ、強敵や試合の内外で起きる困難に向き合う筋立てです。
前作公開から25周年の年
『少林サッカー』は2001年に公開され、香港映画の地元興行記録を更新しました。その後、各地のファンに支持される作品となり、2026年は公開から25周年にあたります。
チョウは『少林サッカー』に続いて、2004年に『カンフーハッスル』を監督しました。同作は世界で1億ドルを超える興行収入を記録しています。
Encore Filmsのマネージングディレクター、ジョイス・リーは、アジアとオセアニアでの反響を受けて4カ国での公開を決めたと説明しました。また、英語吹き替え版と広東語吹き替え版を通じ、新しい観客と長年のファンの双方に作品を届けたいと述べています。










