任天堂幹部が物理メディアの継続を説明

Nintendo Latin Americaの副社長兼ゼネラルマネージャー、Bill van Zyll氏はインタビューで、任天堂は物理メディアの提供を廃止する予定はないと述べました。Nintendo Switch 2は発売から約1年で、デジタル版と物理メディア版の両方に対応しているとも説明しています。

van Zyll氏は、任天堂が消費者の好みを重視し、物理メディアを好むファンの存在を認識していると話しました。任天堂はデジタルと物理のどちらか一方に寄せず、中立的な立場を取ってきたと説明しています。

van Zyll氏の発言は、任天堂全体の将来にわたる方針を正式に告知するものではありません。

物理版の価格には製造・物流費も反映

インタビューでは、パッケージ版とダウンロード版で価格が異なるゲームについても質問がありました。van Zyll氏は、価格には複数の要因が関わり、マイクロチップなどの価格上昇に加え、パッケージや物流にかかる費用も考慮すると説明しました。

物理版とデジタル版の価格差を認めたうえで、同氏は費用を踏まえて価格を設定していると述べました。

同氏によると、物理メディアにはコレクションできることや、他の人と共有しやすいことなどの利点があります。ラテンアメリカ地域では現在も物理版が好まれる傾向があるとも述べました。

キーカードは初回ダウンロード後にオフラインで起動

Nintendo Switch 2のゲームカードには、ゲームデータを収録した通常のカードのほか、ゲームを起動するためのキーだけを収めた「キーカード」があります。キーカードでは、初回プレイ前にインターネット経由でゲーム本体をダウンロードします。

任天堂によると、ダウンロードにはインターネット接続と、本体またはmicroSD Expressカードの空き容量が必要です。必要な空き容量はキーカードのパッケージに記載されます。

ダウンロード後は、初回起動時を除いてインターネット接続は必要ありません。遊ぶときはキーカードを本体に挿入します。別の本体で遊ぶ場合は、その本体でゲームを再度ダウンロードする必要があります。

ソニーのディスク終了方針との違い

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2028年1月からPlayStation向け新作ゲームの物理ディスク生産を終了すると発表しました。対象となる新作は、以降、PlayStation Storeと小売店でデジタル形式のみで提供されるとしています。

SIEの発表によると、2028年1月より前にディスク版で発売済みのゲームや、同月より前にディスク版で発売予定のゲームは、この移行の影響を受けません。

Nintendo Switch 2では、全モデルにゲームカードスロットが設けられています。