劇場アニメ「青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない」溝口ケージ描き下ろしのフィナーレビジュアル
出典: ogre.natalie.mu

冒頭映像に咲太と郁実、麻衣の姿

劇場アニメ「青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない」が10月16日に公開されます。公開に先がけて、本編冒頭映像と、原作イラストを担当する溝口ケージさん描き下ろしのフィナーレビジュアルが披露されました。

映像では、横浜で待ち合わせをする梓川咲太と赤城郁実の姿が描かれます。街では桜島麻衣が「霧島透子」だと明かした夢の話題が広がり、咲太の視線の先にはランドセル姿、中学生時代、バニーガール姿の麻衣が現れます。

本作は「青春ブタ野郎」シリーズの完結編です。原作小説の最終巻と同じ題名で、物語の終盤では咲太と仲間たちが向き合ってきた思春期症候群の謎に迫ります。

思春期症候群が物語を動かす

思春期症候群は、不安定な精神状態によって引き起こされると噂される不思議な現象です。シリーズでは、周囲から認識されなくなったり、同じ日を繰り返したりする形で現れます。咲太は症候群を経験した少女たちと出会い、それぞれが抱える葛藤に関わってきました。

完結編の物語は、麻衣がネットシンガー「霧島透子」の正体を明かす場面をめぐって動きます。咲太がクリスマスイブに見た夢と同じ光景が起き、4月1日の麻衣の告白を境に、夢で見た出来事が続けて現実になります。夢が正夢になるというSNSの書き込みが消え、目の前の現実と咲太の認識も食い違っていきます。

さらに、咲太のもとには別の可能性の世界にいる自分から「霧島透子を止めてくれ」というメッセージが届きます。咲太は書き換えられた世界を元に戻すため、霧島透子を探します。冒頭映像に登場する麻衣の複数の姿や夢の話題は、この物語の発端と重なります。

原作最終巻から劇場版へ

原作小説は全15巻で、最終巻の題名は「青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない」です。美東美織が霧島透子の真実に触れたとき、咲太も決断を迫られます。最終巻では「最後の思春期症候群」が描かれます。

シリーズは高校生編から大学生編へと舞台を移してきました。第10巻では、大学生になった咲太たちの新たな日々と、広川卯月をめぐる出来事が始まります。その後の巻では、SNS上の予知夢や、咲太の中学時代の同級生・赤城郁実との再会などが描かれます。

アニメでも、テレビシリーズや複数の劇場作品を通じて、咲太と少女たちの思春期症候群が描かれてきました。今回の映画は、大学生編から続く物語の先に置かれた完結編です。

舞台挨拶と劇場グッズ

公開記念舞台挨拶は10月18日と25日に開催されます。18日は109シネマズ湘南と新宿バルト9で、石川界人さん、瀬戸麻沙美さん、石見舞菜香さん、水瀬いのりさんが登壇します。

25日はT・ジョイ梅田とミッドランドスクエア シネマで開催され、4人に加えて山根綺さんも登壇します。イベントは神奈川、東京、大阪、名古屋の4都市で行われます。

チケットの先行抽選販売はチケットぴあで受け付けており、申し込みは10月18日23時59分までです。劇場販売グッズには、フィナーレビジュアルを使ったヒロイン別のアクリルスタンドやラバーチャーム、缶バッジなどが並びます。パンフレットは通常版と豪華版が用意されます。