12月に全18話を放送・配信

水上悟志さんのマンガ『スピリットサークル』がTVアニメ化され、2026年12月から日本で放送されるほか、世界向けの配信も始まります。全18話で、監督とシリーズ構成は佐藤竜雄さんが担当しました。

アニメ化の発表に合わせて、第1弾PVとティザービジュアル、メインキャストが公開されました。PVにはキャラクターの声も収録され、エンディングテーマ「此処がどんな世界でも」の一部が流れます。

制作はツインエンジンが手がけ、アニメーション制作はNAGOMIとEOTAが共同で担当します。キャラクターデザインは藤本さとるさん、助監督は水野健太郎さんです。

前世を巡る風太と鉱子の物語

主人公の桶屋風太は、霊が見える中学二年生です。謎の転校生、石神鉱子との出会いをきっかけに、平穏な日常が一変します。鉱子は風太に、魂を殺して輪廻を断つと告げます。

二人には前世からの因縁があり、風太はその真相を知るため、自身の過去生を巡る旅に出ます。物語は古代から未来まで時空を越え、異なる時代を生きた風太の人生をたどります。

原作では、過去生を追体験する道具「スピリットサークル」が旅の鍵になります。現在の風太と鉱子の関係に加え、過去生での二人のつながりが描かれます。

浦和希さんと永瀬アンナさんが主演

風太役は浦和希さん、鉱子役は永瀬アンナさんです。ルン役を幸村恵理さん、イースト役を中村悠一さんが演じます。

風太の過去生には靴職人のフォン、騎士のヴァン、石工職人のフロウらがいます。鉱子の過去生には神官のストナや森で暮らす魔女、砂漠の権力者の娘ロカなどがいます。

過去生の人物も含め、風太役の浦さんが複数の役を、鉱子役の永瀬さんも複数の役を担当します。PVでは、鉱子が風太に告げる言葉や、さまざまな時代の風太と鉱子の姿が映し出されました。

佐藤竜雄さんの最後の監督作品

佐藤さんは監督とシリーズ構成を担当し、制作の途中で2026年4月に亡くなりました。本作は最後の監督作品となり、助監督の水野さんを中心に制作が進められ、完成しています。

佐藤さんが監督を務めた作品には『機動戦艦ナデシコ』『宇宙のステルヴィア』などがあります。今回のアニメでは、監督に加えてシリーズ構成も担いました。

エンディングテーマ「此処がどんな世界でも」は、鉱子役の永瀬さんが歌います。永瀬さんにとって初のソロ歌唱曲で、作品のために書き下ろされました。

2016年に完結した全6巻の原作

原作マンガは2012年に「ヤングキングアワーズ」で連載が始まり、2016年に完結しました。単行本は全6巻で、英語版はSeven Seas Entertainmentが刊行しています。

水上さんはアニメ化にあたり、時代も舞台も異なる7つの人生を巡る物語だとコメントしています。水野さんは本作を全18話で描くと述べ、原作の連載完結から10周年にアニメ化が実現したと語りました。

作品の制作は完了しています。