シッチェス映画祭のアニメーション部門で受賞
長編アニメーション映画「我々は宇宙人」が、スペインで開催された第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭の「Anima't」部門で、最優秀長編アニメーション映画賞を受賞しました。 日本映画の同賞受賞は、2020年の「ぼくらの7日間戦争」以来6年ぶりです。
シッチェス映画祭は、ファンタスティック映画を扱う国際映画祭です。 その賞の一つである「Anima't」には、最優秀短編アニメーション映画賞と最優秀長編アニメーション映画賞が設けられています。
2024年の「Anima't」では、長編賞を「Memoir of a Snail」、短編賞を「Free the Chickens」が受賞しました。 短編と長編を別々の賞で扱う部門で、今回の「我々は宇宙人」は長編作品を対象とする賞に選ばれています。
ほかの国際映画祭でも長編賞
「我々は宇宙人」は、2026年のアヌシー国際アニメーション映画祭で長編コンペティション部門に選出されました。 また、第50回オタワ国際アニメーション映画祭では、長編アニメーション部門のグランプリを受賞しています。
オタワ国際アニメーション映画祭の2026年公式コンペティションでは、長編7作品が選ばれました。 長編部門の審査は、国際的なアニメーション関係者から選ばれた6人の審査員が担当するとされています。
同映画祭の長編グランプリは「We Are Aliens」に授与され、審査員は日常の出来事を異なる視点や演出で描いた点、登場人物の表現などを評価しました。 シッチェスでは「Anima't」の長編賞、オタワでは長編コンペティションのグランプリと、異なる映画祭の部門で受賞しています。
門脇康平監督が語った受賞の喜び
企画・脚本・監督を務めた門脇康平さんは、受賞を予想していなかったと驚きを述べ、喜びと感謝を伝えました。 さらに、この受賞をきっかけに日本や世界のより多くの人に作品が届くことを願うと話しています。
門脇監督は2026年10月14日に30歳を迎え、日本人監督として同賞を受賞した史上最年少とされています。 受賞時の年齢とともに、監督自身のコメントも今回の発表で紹介されました。
作品は、内気な少年・翼とクラスの人気者・暁太郎が小学校で出会い、30年にわたって続く友情を描きます。 翼を坂東龍汰さん、暁太郎を岡山天音さんが演じ、小夏役には山﨑天さんが出演しています。
10月16日から拡大上映
「我々は宇宙人」は日本国内で公開中で、受賞への反響を受けて10月16日から拡大上映が始まりました。 映画祭での受賞と並行して、劇場での上映規模も広がっています。
作品の企画・製作・制作はNOTHING NEWが担当し、MIYU PRODUCTIONSが協力しています。 配給はTOHO NEXTとNOTHING NEWです。
音楽はYaffleさんが担当しました。 小学校で出会った二人の長い友情を描く作品が、シッチェスの長編アニメーション賞とオタワの長編グランプリを受け、国内では拡大上映に入っています。











