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Macで使うフォントは、配布元だけでなく、必要な書体の種類や利用先に合うライセンスを確かめて選ぶことが大切です。無料の候補ではGoogle FontsやFont Squirrel、Fontshareがあり、契約型のAdobe Fontsや購入型のFontspring、MyFontsには異なる使い方の条件があります。

Macへの導入はFont Bookから

Macは標準的なTrueTypeとOpenType形式のフォントに対応しており、Mac専用版を探さなくても使える場合が多くあります。フォントを新たにダウンロードする前に、Macに標準搭載された書体も確認できます。

Google Fontsは、個人・商用プロジェクトに使えるオープンソースの書体を探す際の候補です。分類や言語などでファミリーを絞り込み、使用予定の文をプレビューしてから選べます。ファミリーによってウェイトやイタリック、可変フォントの有無が異なります。

デスクトップで使う場合は、Webサイト用のコードではなくフォントファイルをダウンロードし、圧縮ファイルを展開してFont Bookからインストールします。Googleが管理するGitHubリポジトリでは、フォントファイルやメタデータ、ライセンス情報も確認できます。

無料フォントは利用範囲と収録スタイルで選ぶ

Font Squirrelは、商用デザインに使える無料フォントを探す候補です。分類や言語、ファミリーのサイズ、ライセンス区分で絞り込めます。見出しや本文など複数の役割に使うなら、必要な太さやイタリックがそろっているかも選ぶ目安になります。

ただし、デスクトップでの利用と、Webフォント、電子書籍、アプリでの利用は同じ条件とは限りません。Font Squirrelの表示だけで利用許諾を確定せず、個別のライセンスとダウンロード元を確かめる必要があります。配布元のファウンドリーやプロジェクトへ案内されるフォントもあります。

Fontshareは、比較的絞られたコレクションから選びたい場合の候補です。個人・商用利用向けの書体があり、カタログにはプロプライエタリなフリーウェアとオープンソースの両方が含まれます。見出し用と本文用の組み合わせを比べる「Pairs」機能もあります。

Adobe Fontsは制作物と編集環境を確認

Adobe FontsはCreative Cloudの契約に含まれ、Creative Cloudデスクトップアプリを通じてMacに追加します。Adobeのフォントは個人・商用プロジェクトに利用でき、ロゴや画像、印刷物の制作にも使えます。

フォントを使って作成した画像や、フォント情報を適切に埋め込んだ文書を渡す場合、受け取る側に別のフォントライセンスは必要ありません。一方、相手が編集時にフォントへ直接アクセスするには、Creative Cloud契約またはデスクトップフォントのライセンスが必要です。

Adobe Fontsはフォントをアプリへ埋め込む用途には許諾されておらず、別途適切なライセンスが必要です。電子書籍やPDFへの埋め込みは、閲覧・印刷用にフォントをサブセット化する条件で認められています。フォントファイルを別のデザイナーや印刷会社へ渡すパッケージングにも対応しません。

Creative Cloudを解約した後も、フォント情報を埋め込んだPDFや画像、アウトライン化した文字は表示を保てます。編集可能な文字がAdobe Fontsを参照する文書では、解約後にフォントが見つからず、編集の継続には新しいライセンスとフォントのインストールが必要です。

購入型は試用と共有条件を確認

Fontspringは、個別ライセンスでプロ向けフォントを購入する選択肢です。標準的な販売ライセンスには、継続契約を求めない永続利用のものがあります。「Worry-Free」表示は同社の基準に基づきますが、ファウンドリー独自の条件がある場合はそちらも確認します。

インストールできるデモ版が用意されたファミリーでは、実際のアプリ上で行間や段落の密度、見出しの見え方を試せます。デモ版は文字セットやOpenType機能、言語対応が限られることがあり、完成した商用制作物には使えません。

MyFontsは多数のデザイナーやファウンドリーの書体を扱うマーケットプレイスです。候補を集めて共有する「Albums」や、画像の文字から似た書体を探す「WhatTheFont」があります。画像からの候補は確定判定ではなく、標準ライセンスではフォントをCanvaへアップロードできないため、購入前に用途ごとの条件を確かめます。

より小さなオープンソースのコレクションを探す場合は、League of Moveable Typeも候補になります。League GothicやLeague Spartan、League Mono、Fanwoodなどを提供しています。書体ごとにスタイル数や向く用途が異なるため、本文や見出しに必要なウェイトとイタリックが含まれるかを見て選べます。