
Quixelは3D素材ライブラリ「Quixel Megascans」の全素材をFabで無料化し、Megascansと植生素材「Megaplants」をAIモデルの学習に使えるよう利用条件を更新しました。2025年1月1日以降に対象商品を購入したユーザーには、Epicアカウント残高への返金も行われます。
Fabで全素材を無料配布
Quixel Megascansは、現実の物体や地形をスキャンして作られた3Dモデルやテクスチャを集めたライブラリです。2024年時点で1万7,000点以上の素材を収録し、ゲームや映画の制作に使われてきました。
素材はEpic Gamesのデジタルマーケットプレイス「Fab」で入手できます。QuixelはFab上の商品一覧を11月12日までに順次更新するとしています。
2019年にEpic GamesがQuixelを買収した後、MegascansはUnreal Engineでの利用に限って無料で提供されていました。2024年にFabが開設されると、Epic Gamesは2025年1月1日から有料化すると発表しました。それ以前に無料で取得した素材は、有料化後も無料でダウンロードできる扱いでした。
AIモデル学習への利用条件も更新
更新された利用条件では、Quixelの素材をAIモデルのトレーニングに使えます。対象にはMegascansに加え、Quixelが以前から無料で提供しているMegaplantsも含まれます。
素材をAIモデルの学習に使う場合も、利用対象はQuixelの素材です。Quixelは新しい利用条件を適用するため、Epicアカウントにログインし、未同意の場合は最新の条件に同意するよう案内しています。
AI学習への利用許可とあわせて、購入済みユーザーにも新しいAI関連の権利が適用されます。Quixelは、素材のライセンスを保持したまま新しい権利を得られるとしています。
2025年以降の購入分は残高で返金
2025年1月1日以降にMegascansまたはQuixel Bundleを購入したユーザーには、購入額がEpicアカウント残高へ返金されます。購入時の決済手段への払い戻しではなく、Epic製品で利用できるアカウント残高として処理されます。
返金を受け取るにはEpicアカウントへのログインが必要です。最新の利用条件に同意していない場合は、同意手続きも必要です。返金額は2026年末までに残高へ反映される予定です。
Quixelのスタジオライセンスには、引き続き契約に基づく条件が適用されます。個別の契約に関する問い合わせ先として、Quixelは担当者への連絡を案内しています。
ゲームエンジンや制作ツールで利用
Megascansの素材はUnreal Engine専用ではなく、各素材の形式と互換性があるゲームエンジンやツールでも利用できます。
現実の物体や地形をもとにした素材を、ゲームなどの制作に使える形でまとめて入手できるのがライブラリの特徴です。無料化により、FabでMegascansの素材を無料で入手できます。











